SuitePRO V3からSuitePRO V4への移行の流れ
SuitePRO V3からSuitePRO V4への移行の流れ
WebARENA SuitePRO V3でご利用中のサーバーをWebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーへ移行する際の基本的な手順を一例として案内します。 *1
お客さまの現在のサーバーでのご利用、構築状態によっては、別途作業が必要になる可能性がございますのであらかじめご了承ください。
- WebARENA SuitePRO V4のご契約
- WebARENA SuitePRO V4でサーバを構築する
- コンテンツの移行
- WebARENA SuitePRO V4でサーバーの動作確認をする
- セカンダリDNSサーバーの利用申請をする(必要な場合のみ)
- DNS情報の変更
- WebARENA SuitePRO V4でのサーバ運用開始
- WebARENA SuitePRO V3の解約
1.WebARENA SuitePRO V4のご契約
1-1) WebARENA SuitePRO V4のお申し込み
お申し込みページ からWebARENAの仮想専用サーバーの契約をします。
1-2) WebARENA SuitePRO V4の開通
クレジットカード支払いコースでWeb上からお申し込みされた場合は、その場でWebARENA SuitePRO V4が開通します。請求書・口座振替支払いコースの場合は、 書面が弊社に到着後3営業日以内に開通します。 いずれも開通と同時にメールにて、開通のご案内をお送りします。
2. WebARENA SuitePRO V4でサーバーを構築する
2-1) コントロールパネルへログイン
マニュアルのログイン方法に沿って、コントロールパネルへログインします。
2-2) OSのインストール
コントロールパネルから、必要なOSを選択しOSのインストールを実施します。
OSをインストールした後は仮想専用サーバーが停止状態です。
起動するには、仮想専用サーバーの起動手順をご参照のうえ、処理を実施してください。
サーバーが起動したら、コンソール接続します。
Linux系OSをインストールしている場合、初期状態ではsshdのアクセス制限が設定されています。SSHで仮想サーバーに接続したい場合は、コンソール接続をした後にSSHによるサーバー管理の設定を実施してください。
2-3) 各種サーバーの構築
WebARENA SuitePRO V4のVPS上でお客さまがご利用になるサービス(例:Webサーバー、メールサーバー、FTPサーバー、DNSサーバーなど)を設定してください。ご契約時にあらかじめ インストールされているソフトウェア をご利用いただき、設定していただくこともできますし、お客さまご自身でお選びになったソフトウェアをインストールの上でご利用になることもできます。
なお、サーバー構築に関わる設定作業の手順につきましては、 オンラインマニュアル にて最低限のご案内をしておりますが、 オンラインマニュアル の記述を超える個別のソフトウェアの設定につきましては弊社サポート外とさせていただいております。 お客さまご自身で書籍、Webページ等を利用して設定方法をお調べくださいますようお願いいたします。
3.コンテンツの移行
旧サーバー(WebARENA SuitePRO V3)上にある各種コンテンツ(Webページ、その他ファイルなど)をWebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバー上にコピーします。
4. WebARENA SuitePRO V4サーバーの動作確認をする
2. WebARENA SuitePRO V4でサーバーを構築する で構築いただいた各種サービスの動作確認を行ってください。
この時点ではDNSの設定が完了しておりませんので、IPアドレスを用いてサービスの動作確認をしてください。
5. セカンダリDNSサーバーの利用申請をする(必要な場合のみ)
WebARENA SuitePRO V4のVPS上でお客さまドメインのプライマリネームサーバーを運用される場合に限り、NTTPCのDNSサーバー(ns4.sphere.ad.jp)をセカンダリネームサーバーとしてご利用いただけます。
NTTPCのDNSサーバー(ns4.sphere.ad.jp)をセカンダリネームサーバーとして利用する場合には、コントロールパネルからセカンダリDNSの利用申請を行って下さい。
6. DNS情報の変更
お客さまドメインを管理するレジストラ(ドメイン登録業者)に、DNSサーバーの変更申請をしていただきます。 現在、指定されているDNSサーバーを今回設定して頂きました、WebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーまたはお客さま管理のDNSサーバーに変更します。
お客さまドメインをネームサーバーのホスト名に利用している場合、レジストラへはホスト名の他にネームサーバーのIPアドレスの登録が必要となる場合がございます。
例)
お客さまドメイン:example.com
ネームサーバー名:ns.example.com
SuitePROのIPアドレス:192.0.2.5
上記設定の場合、ネームサーバーのホスト名に、ご利用ドメイン名が含まれております為、レジストラへはホスト名の他にIPアドレス「192.0.2.5」の登録も必要となる可能性がございます。
そのため、旧サーバーでもネームサーバーのホスト名をns.example.comとしていた場合でも、レジストラに登録しているIPアドレスの変更が必要となる場合がございます。
登録の方法が不明な場合は、恐れ入りますがご利用のレジストラへお問い合わせ下さい。
上記レジストラへのネームサーバー登録情報の変更が反映いたしますと、お客さまドメインへのアクセスがWebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーへ接続され始めます。
7. WebARENA SuitePRO V4でのサーバー運用開始
7-1) 名前によるアクセスの確認
6.DNS情報の変更 がレジストラの登録情報に反映いたしましたら、ドメイン名によりWebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーにアクセスできることをご確認ください。
ただし、この段階ではまだアクセスする場所・タイミングによって旧サーバーにアクセスが届く場合と、新しいWebARENAの仮想専用サーバーにアクセスが届く場合がございます。 DNSキャッシュの有効期限が切れるにしたがって、新しいWebARENAのVPSにアクセスが順次届くようになります。
この段階ではメール等も旧サーバー(WebARENA SuitePRO V3)に届くものと、WebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーに届くものがございますので、両方のサーバーを平行してご利用いただくことにより、 メールの取りこぼし無く運用することが可能となります。
7-2) DNS安定化の確認
ある程度の時間がたちますと、旧サーバー(WebARENA SuitePRO V3)へのアクセス・メールの到着等が無くなって来ます。 旧サーバーへのアクセス等がなくなったことをご確認いただいた段階で、WebARENA SuitePRO V4の仮想専用サーバーへの切り替えが完了となります。
8. WebARENA SuitePRO V3の解約
7. WebARENA SuitePRO V4でのサーバー運用開始 でWebARENA SuitePRO V4への切り替えが完了したら、WebARENA SuitePRO V3の解約を行ってください。