ロードバランサー
FortiGate は L4 レベルで負荷分散を行うことができます。ここでは HTTP サーバー2 台をラウンドロビン方式で負荷分散する設定を行います。ロードバランサーではバーチャル IP の設定が必要です。
ヘルスチェックモニタの作成
「ポリシー&オブジェクト」>「ヘルスチェック」をクリックします。「新規作成」をクリックし、「ヘルスチェックモニタ」を編集します。
ヘルスチェックモニタの設定を行います。
| 名前 | ヘルスチェック名を指定(例は、「HTTPS」と指定) |
| タイプ | タイプを指定(例は、「HTTPS」と指定) |
| 間隔 | チェック間隔を指定 |
| タイムアウト | タイムアウトになるまでの時間を指定 |
| 再試行 | 再試行の回数を指定 |
内容を確認し、「OK」をクリックします。
バーチャルサーバの作成
「ポリシー&オブジェクト」>「バーチャルサーバ」をクリックします。「新規作成」をクリックし、「バーチャルサーバ」を編集します。
バーチャルサーバの設定を行います。
| 名前 | バーチャルサーバ名を指定(例では「WebServer_VIP」と指定) |
| タイプ | タイプを指定(例では「HTTPS」と指定) |
| バーチャルサーバIP | NIC4 の NW 帯からサーバーで使用していないものを指定 ※IndigoProのサーバー管理コントロールパネルにログインし、「セキュリティ」>「UTM/NIC4」>「基本情報」のゲートウェイを確認します。 仮にゲートウェイが 203.0.113.1 の場合、203.0.113.2 から 203.0.113.6 の 5 個の範囲でアドレスを選択できます。例えば、サーバーで 203.0.113.2 と203.0.113.3 を使用している場合、バーチャルサーバ IP に最後の 203.0.113.6 を指定します。 |
| バーチャルサポート | ポート番号を指定(例では「443」と指定) |
| ロードバランス方法 | ロードバランスの方法を選択(例では「ラウンドロビン」) |
| ヘルスチェック | ヘルスチェック方法を選択。ヘルスチェック選択可の中から選択し、⇒ をクリックして右側に移動させる。(例では「HTTPS」と指定) |
| クライアントIPの保持 | 必要に応じて ON/OFF してください。 「クライアント IP の保持」を ON にすると、クライアント IP アドレスは X-Forwarded-For ヘッダーに記録されます。(X-Forwarded-For のロギングは別途Web サーバーなどの設定が必要です。) |
| モード | SSL オフロードの範囲を選択します。(例では「フル」を選択) |
| 証明書 | Web サーバーの証明書を指定します。「証明書のインポート」でアップロードします |
リアルサーバの作成
そのまま画面の下へ移動し、リアルサーバの「新規作成」をクリックします。
リアルサーバの設定を行います。
| IPアドレス | サーバーの IP アドレスを指定(例では203.0.113.2 と 203.0.113.3 と指定) |
| ポート | ポート番号を指定(例では「80」と指定。HTTPSの場合は「443」と指定) |
| モード | 対象サーバーの状態を指定(例では「アクティブ」と指定) |
内容を確認し、「OK」をクリックします。
同様に、もう1台リアルサーバを作成します。(例:203.0.113.3)
追加したリアルサーバを確認して「OK」をクリックします。
ファイアウォールポリシーの作成
「ポリシー&オブジェクト」>「IPv4 ポリシー」をクリックし、「preset6」を選択した状態で右クリックし、「コピー」をクリックします。
(HTTPS の場合は「preset6」)
次に「ペースト」を選択し、「上へ」をクリックします。「preset6」の上に新しいポリシーが作成されます。
新しいポリシーを選択した状態で「編集」をクリックします。
ファイアウォールポリシーを編集します。
| 名前 | ポリシーの名前を入力(例は、「LB-HTTPS」と指定) |
| 送信元 | 送信元を指定します。(例は、「all」と指定) |
| 宛先アドレス | 送信先を指定します。(例は、「WebServer_VIP」と指定) |
| サービス | 対象のサービスを選択(例は、HTTP)リアルサーバに設定したプロトコルに合わせて設定します。 |
最後に「このポリシーを有効」をONにして「OK」をクリックします。
ロードバランサー接続確認
先ほど、手順「バーチャルサーバの作成」で作成したバーチャル IP に接続できることをブラウザで確認します。
例の場合 https://203.0.113.6
※バーチャルサーバの VIP(もしくはドメイン名)に対してアクセスします。
<ヘルスチェックの状態を確認する>
ヘルスチェックを確認する場合はダッシュボード>ステータスで「ウイジェット追加」をクリックします。
「ロードバランス」を選択します。
ダッシュボードに「ロードバランス」が追加されます。ダブルクリックで展開します。
リアルサーバのヘルスチェック状況が確認できます。
ステータスが「アップ」になっていることを確認してください。(モードが無効の場合、ステータスは常に「ダウン」になります)

