管理ツール~phpPgAdmin(新規販売終了)
1.概要
phpPgAdminはデータベースオプションサービスの管理ツールです。
DBオプションサービスをご契約のお客さまが、データベースの作成、アカウントの作成、テーブルの作成等の 各種設定を行うことができます。
操作方法や詳細についてはサポートの対象外となっております。ご了承下さい。
2.アクセス方法
ブラウザで下記のアドレスを開いて下さい。
はじめの部分が「http」ではなく「https」となる点にご注意下さい。
https ://(お客さまのデータベースサーバー名)/
たとえば、データベースサーバー名が abc.db1.arena.ne.jp の場合入力するアドレスは
https://abc.db1.arena.ne.jp/
となります。
ページにアクセスした際、ほとんどのブラウザでは下のようなセキュリティ警告が表示されますが、これは管理ツールのSSLサーバーの証明書が弊社のセルフサインによって作られているためで、通信の暗号化自体は行われます。「はい」をクリックして進めて下さい。
認証用のダイアログが表示されたら、ユーザー名の欄に データベースサーバー名 、パスワードの欄に パスワード を入力します。
認証後、以下のようなメニュー画面が表示されます。
3.データベースの作成
認証後、画面左にある「PostgreSQL」を選択し、「データベース作成」からデータベースの作成を行って下さい。
4.レポート機能
レポート機能とは、予めSQL文を登録しておくことで、いつでもそのSQL文を呼び出せる機能です。
データベースを作成していない状態では、以下のように表示されます。
レポート機能のご利用例は以下のようになります。ご参照下さい。
- (1)管理ツール「phpPgAdmin」のメニューから、「phppgadmin」というデータベースを作成します。
- (2)「phppgadmin」データベースを選択し、トップメニュー「SQL」から下記のSQL文でレポート用テーブルを作成します。 CREATE TABLE ppa_reports (
report_id SERIAL,
report_name varchar(255) NOT NULL,
db_name varchar(255) NOT NULL,
date_created date DEFAULT NOW() NOT NULL,
created_by varchar(255) NOT NULL,
descr text,
report_sql text NOT NULL,
PRIMARY KEY (report_id)
);
-- Allow everyone to do everything with reports. This may
-- or may not be what you want.
GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE ON ppa_reports TO PUBLIC;
GRANT SELECT,UPDATE ON ppa_reports_report_id_seq TO PUBLIC; - (3)レポートを作成します。
「phppgadmin」データベースのメニュー「レポート一覧」から「レポート作成」を選択して下さい。任意の名前を入力し、処理を行うデータベースを選択し、任意のSQL文を登録して下さい。
レポート作成後は、いつでも「phppgadmin」データベースのメニュー「レポート一覧」から「実カラム」を選択することでSQL文を呼び出すことができます。
5.ディスク使用量の確認
現在お客さまがご利用のデータベースサーバー内で使用しているディスク容量をご確認になれます。
管理ツール「phpPgAdmin」のメニューにあります「Disk Usage」よりご確認下さい。 なお、使用容量にはお客さまご利用のデータベースサーバーのシステムで使用している容量も含まれます。ご了承下さい。
※データベースごと、ユーザーごとの使用量はご参照頂けません。
6.未使用量の確保
バキューム処理を行っていただくことで、空き容量を確保できる場合があります。 該当のデータベースのメニューにあります「管理」より、バキューム「すべて」にチェックを入れて「バキューム」をクリックして下さい。
定期的に不要なデータの削除、バキューム処理を行い、空き容量を確保していただくことを 推奨いたします。
※データ量によってはバキューム処理に時間がかかる場合があります。
バキュームが完了するまではデータベースの更新や検索処理は行わないようにしてください。