データベースMySQL4.1から(新規販売終了)標準データベースへの移行
1.概要
本マニュアルではWebARENA SuiteX「データベースMySQLオプション」(新規販売停止)から WebARENA SuiteX標準データベースMySQLへデータをリストアする手順につきまして ご案内いたします。
※データベースを利用したアプリケーションの設定方法については、サポートの範囲外となります。
※phpMyadminはWebARENA SuiteX標準データベースMySQLサービスの管理ツールです。
※MySQLマネージャーは WebARENA SuiteX データベースMySQLオプションサービスの管理ツールです。
2.MySQLマネージャー - アクセス方法
ブラウザで下記のアドレスを開いて下さい。
はじめの部分が「http」ではなく「https」となる点にご注意下さい。
https://(お客さまのデータベースサーバー名)/
たとえば、データベースサーバー名が abc.my0.suite.jp の場合入力するアドレスは
https://abc.my0.suite.jp/
となります。
ページにアクセスした際、ほとんどのブラウザでは下のようなセキュリティ警告が表示されますが、
これは管理ツールのSSLサーバーの証明書が弊社のセルフサインによって作られているためで、
通信の暗号化自体は行われます。「はい」をクリックして進めて下さい。
認証用のダイアログが表示されたら、ユーザー名の欄にMySQLデータベースサーバー名、
パスワードの欄にパスワードを入力します。
認証後、以下のようなメニュー画面が表示されます。
3.MySQLマネージャー- 利用データベースの変更
データベースの指定を行います。
MySQLマネージャーの「DB&ユーザー管理」-「利用データベースの変更」でバックアップを取得したいデータベースを選択します。
4.MySQLマネージャー- バックアップ(データベース毎)
データのバックアップを行います。
3.「MySQLマネージャー - 利用データベースの変更」にて選択したデータベースのバックアップファイルをデータベース単位で作成します。
MySQLマネージャー- バックアップ(データベース毎)のメニューをクリックします。
メニューをクリックすると、すぐにバックアップファイルの作成が開始されます。
バックアップ完了後、ダウンロードボタンが表示されますので、クリックし、お客さまのパソコン内にファイルを保存してください。ファイル名は「データベース名.dump.zip」となります。
※ダウンロードボタンを複数回クリックすると、空のファイルのダウンロードが行われます。
再度ダウンロードを行う場合は、「バックアップ(データベース毎)」を再度クリックし、
バックアップファイルを再作成してください。
5.バックアップ - バックアップファイルの解凍
ダウンロードしたバックアップファイルを解凍します。
お客さまのパソコン上で解凍ソフトを利用し、ファイルの解凍を行ってください。
※拡張子はzipとなっていますが、圧縮はgz形式となっております。
解凍ファイルをご利用の際は「gz」形式に関連付けを行い、解凍を行ってください。
6.phpMyAdmin - ログイン方法
- 「Web&FTP管理 > MySQL管理 > MySQLのON-OFF」をクリックします。
- 画面上部のDB管理ツール内のphpMyAdminをクリックするとphpMyAdminのログイン画面へ移動します。
- ログイン画面が表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力し、「実行」ボタンを押下します。
ユーザー名とパスワードには、以下内容を入力します。
ユーザー名 : DBユーザー名
パスワード : 初期はサイト管理者(admin)のパスワード
DBユーザー名は、お客さまのサイトマネージャーにてご確認いただけます。サイトマネージャーからの確認方法は、 3.標準データベースMySQLの基本情報について をご参照下さい。
7.phpMyAdmin - データのインポート
- データベース選択し、「インポート」のタブをクリックします。
- インポートするファイルを選択します。
- インポートするファイルなど、実施したい内容にあわせて各項目にチェックをし、
「実行」ボタンを押下します。
データの文字コードがEUCの場合は、"ファイルの文字セット"を"euc-jp"を選択して下さい。
※お客さまのデータの文字コード形式にあわせた設定が必要となります。 - 「インポートは正常に終了しました。○個のクエリを実行しました」のメッセージが表示されたら、インポートは完了です。
※ご利用のデータによっては、phpMyAdminで文字コードの変更が正常に処理できず、エラーとなり、データの欠損が生じる事があります。
その場合は、文字コードが指定できるエディタソフトでダンプファイルを開き、文字コードをutf-8に指定し、保存した上で再度インポートを行うことで回避できるケースもございます。
インポートの際phpMyAdminの"ファイルの文字セット"はutf-8をご指定下さい。
9.関連マニュアル
- 標準データベースMySQLサービス仕様~標準データベースMySQL
- 標準データベースご利用の手引き標準データベース~標準データベースご利用の手引き