サービス仕様~サービスの概要
1.サーバーの機能
WebARENA SuiteXのサーバーは次の機能を持っています。
- メールサーバー
- Webサーバー
- FTPサーバー
- メーリングリスト
- グループウェア
いずれの機能も、お客さま専用のドメイン(オリジナルドメイン・ WebARENAサブドメイン のいずれか)を使用することができます。詳しくはこちらのページをご参照下さい。
なお、WebARENA SuiteXにインターネットへの接続機能は含まれておりません。 インターネットに接続出来る環境がない場合は別途プロバイダ等にご契約頂く必要があります。使用出来るプロバイダに制限はありませんので、どのプロバイダに接続してもご利用頂く事が出来ます。
2.サーバーの仕様
WebARENA SuiteXでは ping遮断の設定を行っております。
サーバの文字コードはUTF-8となっております。
3.ドメイン
契約したサーバー領域には専用のドメイン(親ドメイン)が付けられます。
親ドメインとして、お客さまの独自ドメインまたはNTTPC提供のサブドメインのどちらかを使うことができます。
NTTPC提供のサブドメインを使用する場合や、独自ドメインを使用するがDNS(ドメインネームサーバー)をお持ちでないお客さまの場合、弊社のDNSにお客さまのドメインのゾーンを登録いたします。この場合に登録されるDNSの設定は次のようになります。
example.com IN A 123.123.123.123
example.com IN MX 10 example.com.
親ドメインのサブドメイン(www.example.comやmail.example.com)や、他の独自ドメイン(上記例にあるexample.com 以外のドメイン"example.net"や"example.jp"など)を子ドメインとして設定しご利用になることもできます。
サブドメインや他の独自ドメインを設定されたい場合は、サイトマネージャー内
サイト管理 > ドメイン > 子ドメインの追加と削除
から追加を行ってください。
また、設定してある親ドメイン(example.com)の変更も行えます。
親ドメインの変更は、サイトマネージャー内
サイト管理 > ドメイン > 親ドメイン名変更
から行ってください。
なお、逆引き設定についてはドメインの種類に関わらず弊社のDNSに親ドメインの次の情報を登録いたします。
NTTPC提供のサブドメインは次の通りです。
co-site.jp
ec-site.jp
on.arena.ne.jp
in.arena.ne.jp
pr.arena.ne.jp
お客さま任意のホスト名をご入力の上、選択可能なサブドメインをお選びいただくことができます。
例) ホスト名に「saitou」を入力し、サブドメイン「co-site.jp」を選択した場合、ドメインは次のようになります。
saitou.co-site.jp
4.IPアドレス
1契約につき1つの固定IPアドレスをご利用になれます。
5.ハードウェア
サーバー向けに設計されたIAサーバーを使用しています。 ハードディスクはRAID構成になっており、万が一、1台のハードディスクが故障してしまった場合でもお客さまのデータは保護されます。ただし、同時に複数台故障してしまうと、データは失われてしまいます。
弊社側でバックアップは実施しておりますが、ハードウェア故障やサーバソフトウェアの障害以外が原因でお客さまデータが失われてしまった場合、弊社のバックアップからお客さまのファイルを元に戻すことは出来ません。 バックアップが必要な場合はFTPでファイルをダウンロードしてお客さまのコンピュータ内にバックアップをお取り下さい。
6.ソフトウェア
WebARENA SuiteXのサーバーでは次のソフトウェアを使用しています。
ソフトウェア名 | ポート番号 | |
---|---|---|
OS | Linux | - |
WWWサーバー | Apache | 80または443(SSL) |
FTPサーバー | ProFTPD | 21 |
メールサーバー | netqmail+dovecot | SMTP:25または587 POP3:110または995(SSL) IMAP:143または993(SSL) |
メーリングリスト | ezmlm | - |
※113ポートはCLOSEしています。
7.ネットワーク
サーバーは弊社のバックボーンネットワークに1Gbpsで接続されています。WebARENAの設備環境についてはこちらをご参照ください。
8.ディスク容量
SutieX V2タイプ
- 年一括払いの場合 : 300GB
- 月払いの場合 : 400GB
9.サーバーへの集中的な接続による高負荷対策
サーバーへの集中的な接続による負荷軽減のため、サーバーの機能毎(メールサーバー/WWWサーバー/FTPサーバー)に同時接続数制限および接続のタイムアウトを設定しております。各サーバーの機能への制限値を超えた接続はできないようになっております。 なお、具体的な制限値につきましては非公開となります。ご了承ください。
10.PHPバージョンアップに関する方針
PHPのバージョンアップに際して、http://www.php.net/ より提供されている正式版を適用しており、その他の団体、 個人から提供されているパッチに関しましては、基本的に適用しない方針で運用を行っております。 こちらはパッチによる修正による他への影響範囲を把握しきれないなどの理由を考慮しているためです。
また、対応の必要がないと弊社が判断した場合には、サーバーの安定運用を優先し、旧バージョンでの運用を継続する場合もございます。