メーリングリスト〜機能
機能
1.アドレス
メーリングリストのアドレスは、[メーリングリスト名]@[お客さまドメイン]となります。
管理者(kanri@お客さまドメイン)や作成されているメールユーザーと同じ名前のメーリングリストは作成できません。
2.個数とメンバー数
1契約につき100個のメーリングリストを作成できます。
1つのメーリングリストにつき200個のメールアドレスをメンバーとして登録できます。
3.機能設定
以下の機能をメーリングリストごとに設定できます。
[投稿者の制限]
- 制限をかけず投稿されたらそのまま配信する
- メーリングリストのメンバーからのメールであれば配信する
- ML管理者がその内容を確認して審査を行ってから配信されるようにする
の3タイプから選択できます。
※「ML管理者がその内容を確認して審査を行ってから配信されるようにする」を指定した場合、メンバーに一人以上のML管理者の設定が必須となります。
また、以下のメールアドレスからメーリングリストへ投稿された場合は、[投稿者の制限]の設定やドメインに関わらず拒否されますのでご注意ください。
- root@ドメイン
- postmaster@ドメイン
- MAILER-DAEMON@ドメイン
※ 大文字・小文字に関わらず上記のメールアドレスからはメーリングリストへの投稿ができません。
[件名の変更]
メーリングリストに届いたメールの件名(ヘッダのSubject:)の先頭に文字を付加する動作として
- 付加しない
- [メーリングリスト名] を付ける
- [メーリングリスト名:通し番号] を付ける
の3タイプから選択できます。
[メーリングリストに返信したときの宛先(Reply-to:)]
メーリングリストから配信されたメールの返信先(ヘッダーのReply-to:)を以下の3タイプから選択し、追加することができます。
- 元のメールの差出人に返信する
- メーリングリストに返信する
- 特定の宛先に返信する
「特定の宛先に返信する」を選択した場合、返信先のメールアドレスを任意のメールアドレスに設定できます。
※本機能はReply-toヘッダーが存在しない場合に、追加する機能となります。
メーリングリストへ投稿されるメール自体に、明示的に返信先(Reply-toヘッダー)が指定されていた場合、上書は行いません。
[配送時のエラーメールの宛先]
メーリングリストに届いたメールをメンバーに配送する際にエラーが生じた場合、エラーメールの配送動作として
- 破棄する
- ML管理者に設定されているメールユーザーのメールアドレス宛てに配送する
の2タイプから選択できます。
※「ML管理者に設定されているメールユーザーのメールアドレス宛てに配送する」を指定した場合、メンバーに一人以上のML管理者の設定が必須となります。
[添付ファイルの削除]
メーリングリストに届いたメールに添付ファイルが付いていた場合、その添付ファイルを削除して本文だけを配送できます。
- メーリングリストに添付が付いていた場合でもそのまま配送する
- 添付が付いていた場合には添付を外して本文のみを配送する
の2タイプから選択できます。
※「添付が付いていた場合には添付を外して本文のみを配送する」を選択しても、HTMLメールに挿入された画像については削除されません。
※「添付が付いていた場合には添付を外して本文のみを配送する」を選択されている場合、ARC認証が失敗(fail)となる場合がございます。
[メンバーの制限]
メーリングリストのメンバーに、外部ドメインのメールアドレスを登録できないように設定することができます。
- メンバーに外部ドメインのメールアドレスを許可する
- メンバーに外部ドメインのメールアドレスを許可しない
の2タイプから選択できます。
※ ML管理者は本設定を変更することはできません。管理者(kanri@お客さまドメイン)のみが変更可能です。
4.メーリングリストの管理者
メーリングリストごとに、そのメーリングリストを管理する権限を持つメンバー(ML管理者)を複数名設定できます。
メーリングリストはメール管理者および、そのML管理者のアカウントから設定します。
※メーリングリストにメンバーを登録する場合は、ML管理者の設定が必須となります。
メール管理者 | ML管理者 | |
---|---|---|
メーリングリスト作成 | ○ | × |
メーリングリスト設定変更 | ○ | ○ |
メンバーの入退会 | ○ | ○※ |
メーリングリスト削除 | ○ | × |
5.設定方法
こちらからご確認ください。
メーリングリスト~設定・使用方法