ホームページ~アクセスカウンター
概要
弊社でご用意しているアクセスカウンターのご利用方法です。
設置方法
アクセスカウンターをご利用頂くには、以下の手順で設置を行って頂く必要がございます。
- 管理ツールのサイトマネージャーにアクセスして、「Web&FTP管理」→「CGI管理」→「CGIダウンロード」から アクセスカウンターのファイル(counter.lzh)を ダウンロードして下さい。
サイトマネージャーへのアクセス方法がご不明な場合はオンラインマニュアルサイトマネージャーをご参照下さい。 - ダウンロードした counter.lzh を解凍して下さい。ファイルはLZH形式で圧縮されていますので、LZH形式の圧縮ファイルを解凍出来る解凍ソフトを ご利用下さい。
ファイルを解凍すると、以下のファイルが生成されます。
counter.cgi アクセスカウンターのCGIスクリプトファイルです。 counter.html サンプルのHTMLファイルです。 .htaccess HTMLファイルの中でアクセスカウンターを表示させるために必要な
ファイルです。0.gif
・
・
9.gifアクセスカウンターに使用する数字の画像ファイルです。
ファイルはテキストエディタ(SimpleTextなど)で作成することが可能となります。
生成されるべき「.htaccess」の内容は、以下のようになります。
AddType text/x-server-parsed-html .html
AddType text/x-server-parsed-html .htm
上記をテキストエディタで記述し、適当な名前(「.」から始まらないファイル名、aaa.txt等)を付けて保存後、サーバに転送してください。サーバへ転送したファイルを「.htaccess」というファイル名にご変更いただくことでご利用いただけます。 - サイト管理者用アカウント(admin)・Web特権ユーザアカウント(webadmin1・webadmin2・webadmin3)を使用してサーバにFTP接続を 行い、ファイルを転送して下さい。counter.cgiは/cgi-binディレクトリへ、その他のファイルは /homeディレクトリへ転送して下さい。尚、counter.cgiは必ずFTPソフトの転送モードをアスキーモード設定 して転送して下さい。バイナリーモードで転送すると、正常に動作しません。
- counter.cgiのパーミッションを700(rwx------)に設定して下さい。
・パーミッションについてよく分からない場合は、オンラインマニュアルパーミッションをご参照下さい。 - ブラウザでhttp://(ドメイン名またはIPアドレス)/counter.htmlを開き、アクセスカウンターが動作している 事をご確認下さい。
任意のHTMLファイルにアクセスカウンターを表示させる方法
counter.html以外のHTMLファイルにアクセスカウンターを表示させる場合には、HTMLファイルに以下のSSI コマンドを記述して下さい。タグを記述した部分にアクセスカウンターが表示されます。
<!--#include virtual="/cgi-bin/counter.cgi"-->
カウント数を任意の値に変更する方法
アクセスカウンターのカウント数を任意の値に変更したい場合は、counter.datをテキストエディタで編集し、 中に書かれている数字を設定したいカウント数に書き換えてサーバーに上書き転送して下さい。また、counter.datが作成されている 場合は転送を行った時に削除しておいて下さい。
データファイル
アクセスカウンターのデータファイルは、CGIによって自動的に作成されます。counter.datを作成したディレクトリ に、以下のファイル・ディレクトリが作成されます。
counter.dat
カウント数を記録しているデータファイルです。中に書かれている数字がそのままカウント数になります。
counter.bak
counter.datのバックアップファイルです。counter.datの値が4の倍数になるたびにcounter.datの内容がこのファイルにバックアップされます。 counter.datのデータが何らかの原因で壊れてしまった場合はカウント数がこのファイルに書かれている数値に修正されます。
counterdb
アクセスカウンターが設置されているページにアクセスがあった際に、アクセス元のIPアドレスとその時点でのカウント数を記録したファイルが置かれるディレクトリです。このディレクトリの中に作成されたデータをもとに、再読み込み時のカウント数加算防止処理が行われています。
=ご注意= アクセスが多いページの場合、counterdbディレクトリ内のデータ容量が大きくなりディスク容量を大量に消費してしまう場合があります。その場合は 再読み込み時のカウント数加算防止機能を無効にする方法に書かれている方法でこの機能を無効にすればcounterdb ディレクトリとその中のデータファイルは作成されなくなります。
また、変数の説明に書かれている内容に従ってcounter.cgiに書かれている変数を調整して頂くことによっても ある程度ディスク容量の消費を抑えることが出来ます。
再読み込み時のカウント数加算防止機能を無効にする方法
この機能を無効にしたい場合は以下のようにcounter.cgiの5行目の行頭に#を付けて、書き換えたcounter.cgiをサーバーにアップロード して下さい。
#$IPDB_DIR = 'counterdb';
アクセスカウンターを複数設置する方法
アクセスカウンターを複数設置したい場合は、以下の手順で設置を行って下さい。
- 1つ目のアクセスカウンターはこのページの「 設置方法 」に書かれている手順に従って、通常通り設置を行って下さい。
- 2つ目のアクセスカウンターのためのファイルを用意します。再度counter.lzhを解凍して下さい。解凍が終了したら counter.html と counter.cgiの ファイル名をそれぞれ以下の様に変更して下さい。
counter.html → counter2.html
counter.cgi → counter2.cgi - counter2.htmlをテキストエディタで開き、
あなたは<!--#include virtual="/cgi-bin/counter.cgi"-->番目のお客様です。
の部分を
あなたは<!--#include virtual="/cgi-bin/counter2.cgi"-->番目のお客様です。
に書き換えて下さい。 - counter2.cgiをテキストエディタで開き、
$COUNT_FILE = 'counter.dat';
$COUNT_FILE2 = 'counter.bak';
$IPDB_DIR = 'counterdb';
の部分を
$COUNT_FILE = 'counter2.dat';
$COUNT_FILE2 = 'counter2.bak';
$IPDB_DIR = 'counterdb2';
に書き換えて下さい。ここまででファイルの準備は完了です。 - counter2.cgiを /cgi-bin ディレクトリへ転送し、パーミッションを700(rwx------)に設定して下さい。counter2.htmlはカウンターを表示 させるHTML文書があるディレクトリと同じディレクトリ(/homeなど)へ転送して下さい。
ファイルの転送後、ブラウザでcounter2.htmlを開いて動作確認を行って下さい。
あとは同様に、counter3、counter4…という様なファイル名を付けて頂ければ3つ目、4つ目のカウンターを設置する事も可能です。
設置がお済みになりましたら、任意のHTML文書に
<!--#include virtual="/cgi-bin/counter*.cgi"-->
というタグを貼り付けるとその位置にアクセスカウンターが表示されます。( 「counter*.cgi」の部分は変更したファイル名に書き換えて下さい。 )
変数の説明
counter.cgiに書かれている変数の説明です。通常これらの設定を変更する必要はございませんが、アクセスカウンターの動作を 細かく設定したい方はこちらをご覧頂き、変数の値を書き換えてご利用下さい。
$COUNT_FILE
カウント数を記録するデータファイルのファイル名を指定する変数です。任意のファイル名を指定して下さい。
デフォルト値は counter.dat です。
$COUNT_FILE2
$COUNT_FILEで指定したデータファイルのバックアップファイルのファイル名を指定する変数です。 任意のファイル名を指定して下さい。
デフォルト値は counter.bak です。
$IPDB_DIR
アクセス元のIPアドレスとその時点でのカウント数を記録したファイルが置かれるディレクトリ名を指定する変数です。 任意のディレクトリ名を指定して下さい。
デフォルト値は counterdb です。
$IPDB_TIMER_UNIT
同じIPアドレスから複数回アクセスがあった場合に、およそ何秒間カウント数の増加を防止するかを指定する変数です。 例えば、10に設定されているとおよそ10秒間同じIPアドレスからの再カウントを防止します。
デフォルト値は 600 です。
$IPDB_LIFETIME
$IPDB_TIMER_UNITで指定した秒数の精度を決定する変数です。
この変数の値を大きくすると$IPDB_TIMER_UNITの精度が向上しますが、多数のファイルが作成されるためディスク容量を多く消費します。 この変数の値を小さくすると$IPDB_TIMER_UNITの精度が低下しますが、作成されるファイル数が少なくなるためディスク容量の消費が少なくなります。
デフォルト値は 6 です。
$GARBAGE_COLLECTION_TIMER
$IPDB_DIRで指定したディレクトリの中にあるファイルのうち既に使用されなくなったファイルを、 カウント数何回ごとに削除するかを指定する変数です。
デフォルト値は 100 です。
$IMAGE_DIR
アクセスカウンターの数字として使用する画像ファイルをどこのディレクトリに置くかをURIで指定する変数です。 数字の画像ファイルを /home ディレクトリ以外のディレクトリに置きたい場合にこの変数の値を変更して下さい。 例えば、 /home/image ディレクトリに画像ファイルを置く場合はこの変数の値を /image として下さい。
デフォルト値は / です。
$IMAGE_MINI
アクセスカウンターの桁数を指定する変数です。桁数を変更したい場合にこの変数の値を変更して下さい。
デフォルト値は 6 です。