ホームページ~機能
対応プロトコル
HTTPとHTTPS(SSL)に対応しています。HTTPSはSSLオプションをご購入頂くと使えるようになります。
対応コンテンツ
各種コンテンツへの対応状況は以下の通りです。
HTML | ○ |
JavaScript | ○ |
Javaアプレット | ○ |
Javaサーブレット | × |
スタイルシート | ○ |
CGI | ○※1 |
SSI | ○ |
PHP | ○※1 |
Flash | ○ |
CompactHTML(iモード) | ○ |
HDML(EZweb) | ○ |
RealAudio / RealVideo | ○ |
QuickTime | ○ |
Windows Media | ○ |
ASP (Active Server Pages) | × |
JSP (Java Server Pages) | × |
FrontPage Server Extentions | × |
データベース | ○※2 |
※1 サイト管理者・Web特権ユーザのみ使用可能。
※2 オプションサービスとして、ご提供しております。データベースの詳細は、 こちら をご覧ください。
WebARENA Suiteとの相違点
- SSIタイプのPHPが使えるようになりました。
- PHPはPHP4のみに対応しています。PHP3は使えなくなりました。
- サイト管理者・Web特権ユーザは「# exec」コマンドも含め全てのSSIコマンド を使えるようになりました。
- HDMLを設置する際に.htaccessを設置する必要がなくなりました。
- ストリーミングサービスはHTTPストリームのみに対応しています。 RealServer・Windows Media Server・QuickTime Streaming Serverには対応していません。
- データベースオプションサービスの詳細は、こちらをご覧ください。
ドキュメントルート
ドキュメントルートはホームページの一番上の階層として見えるディレクトリです。 WebARENA Suite2では /home ディレクトリがドキュメントルートに設定されています。サイト管理者・Web特権ユーザは ドキュメントルートにホームページのデータを置くことが出来ます。その他のアカウントでは置くことが出来ません。
ディレクトリの構造については オンラインマニュアル ディレクトリの構造 をご覧下さい。
WebARENA Suiteとの相違点
- サイト管理者だけではなく、新設されたWeb特権ユーザも ドキュメントルートのコンテンツを管理することが出来るようになりました。
デフォルトドキュメント
デフォルトドキュメントとは、ブラウズを行う時にファイル名を省略してアドレスを入力する事が出来る 特別な名前のファイルです。一般的にトップページ用のコンテンツをデフォルトドキュメントにします。
WebARENA Suite2ではディレクトリによってデフォルトドキュメントとして使えるファイル名が異なります。
各ディレクトリのデフォルトドキュメントは以下の通りです。
/home・/ssl/home・/ssi-def・/ssl/ssi-defディレクトリ
- index.html
- index.htm
- index.shtml
- index.cgi
- index.php
- index.chtml
- index.hdml
Webユーザの /(ルート)ディレクトリ
- index.html
- index.htm
- index.shtml
- index.chtml
- index.hdml
同じディレクトリにこれらのファイルがある場合は、上記の順で先に書かれている方が優先的に 使用されます。
なお、 /cgi-bin・/cgi-def・/ssl/cgi-bin・/ssl/cgi-def ディレクトリではデフォルトドキュメントを 使用することは出来ません。
WebARENA Suiteとの相違点
- index.cgi・index.php・index.chtml・index.hdml が追加されました。
URL
[サイト管理者・Web特権ユーザ]
ホームページのコンテンツをブラウザで表示させる時のURLは 以下のようになります。
ディレクトリ | URL |
/home | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ファイル名) |
/cgi-bin | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-bin/(ファイル名) |
/cgi-def | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-def/(ファイル名) |
/ssi-def | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/ssi-def/(ファイル名) |
/ssl/home | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ファイル名) |
/ssl/cgi-bin | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-bin/(ファイル名) |
/ssl/ssi-def | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/ssi-def/(ファイル名) |
なお、 http://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-bin/ というアドレスは/cgi-bin ディレクトリに 割り当てられていますので /home/cgi-bin というディレクトリを作成しても、そのディレクトリ内のファイルをブラウズする事は 出来ません。/home/cgi-def・/home/ssi-def・/ssl/home/cgi-bin・/ssl/home/cgi-def・/ssl/home/ssi-def も同様です。
[Webユーザ]
ホームページのコンテンツをブラウザで表示させる時のURLは以下のようになります。
ディレクトリ | URL |
/ | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(アカウント名)/(ファイル名) |
なお、 http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(アカウント名)/ というアドレスはWebユーザ用のディレクトリに割り当てられていますので、サイト管理者・Web特権ユーザにて/home/(アカウント名) というWebユーザと同名のディレクトリを作成しても、そのディレクトリ内のファイルをブラウズする事は出来ません。
また、他のサーバーではアカウント名の前に「 ~ 」(チルダ)が入る場合がありますが、WebARENA Suite2では「 ~ ]は付きません。
WebARENA Suiteとの相違点
- /cgi-def・/ssl/cgi-def・/ssi-def・/ssl/ssi-def ディレクトリに対応するURLが追加されました。
Webアクセス制限機能
サイトマネージャー・WebマネージャーからWebアクセス制限を行うことが出来るようになりました。 ID・パスワードによる認証やアクセス元の制限を行うことが出来ます。
アクセス制限の設定を行うと制限をかけたディレクトリに 「.htaccess」や「.htpasswd」ファイルが作成されますが、 このファイルは削除・変更しないで下さい。正常に動作しなくなる可能性があります。
WebARENA Suiteとの相違点
- WebARENA Suiteでは手動で「.htaccess」や「.htpasswd」を設置しなければアクセス制限が 行えませんでしたが、管理ツールから簡単な操作でアクセス制限を行えるようになりました。
SSLオプションの対応プロトコル
WebARENA Suite2のSSL機能はHTTPSプロトコル(ホームページ)に対してのみ有効となっています。FTP(ファイル転送)・ SMTP(メール送信)・POP3(メール受信)などのプロトコルはSSLオプションをご利用になっている場合でもSSLによる暗号化通信機能の対象外となります。
「.htaccess」によるカスタマイズ
「.htaccess」ファイルを使用してApacheの動作をカスタマイズすることが出来ます。
WebARENA Suite2のApacheには以下のモジュールが組み込まれています。
- http_core
- mod_access
- mod_actions
- mod_alias
- mod_asis
- mod_auth
- mod_auth_dbm
- mod_autoindex
- mod_cgi
- mod_dir
- mod_env
- mod_imap
- mod_include
- mod_log_config
- mod_mime
- mod_negotiation
- mod_php4
- mod_rewrite
- mod_setenvif
- mod_security
AllowOverrideディレクティブで上書きが許可されている属性は以下の通りです。ディレクトリによって 違いがあります。
[/home ・ /ssl/home ・ /ssi-def ・ /ssl/ssi-def]
- AuthConfig
- FileInfo
- Indexes
- Limit
- Options
[/cgi-bin ・ /cgi-def ・ /ssl/cgi-bin ・ /ssl/cgi-def]
- AuthConfig
- FileInfo
- Limit
[Webユーザの /(ルート)ディレクトリ]
- AuthConfig
- Indexes
- Limit
以下の条件をすべて満たしているディレクティブであれば「.htaccess」に記述して使用することが出来ます。
- そのディレクティブを使用するために必要なモジュールが組み込まれている。
- AllowOverrideディレクティブで上書きが許可されている。
- コンテキストに.htaccessが含まれている。(.htaccessに記述できる。)
具体的な.htaccessの使用方法についてはApacheについて解説されている書籍やホームページなどをご参考に、お客様の責任においてご利用下さい。
Suite2で対応していないモジュールにつきましては、後継サービスのSuiteX V2タイプへお乗り換えされることでご利用になれる場合がございます。
SuiteX V2タイプでご利用可能なモジュールの一覧は下記オンラインマニュアルをご参照ください。
■オンラインマニュアル~「.htaccess」によるカスタマイズ(SuiteX V2タイプ)