マルチドメインと送信ドメイン認証
- 複数のドメインで同一のページを表示させたり、メールを使用したりすることができます。
- ドメインの変更は、サイトマネージャーからオンラインで設定ができます。
マルチドメイン
マルチドメインには親ドメインと子ドメインがあります。子ドメインは10個まで追加可能です。
親ドメイン
- お申し込み時に設定されたドメインが親ドメインとなります。
- 親ドメインはIPアドレスの逆引きのドメインとしてDNS設定されます。
- 親ドメインの変更は、サイトマネージャーよりお申し込みできます。設定変更は、依頼内容に不備等がない場合は、3営業日以内に設定いたします。
子ドメイン
- サイトマネージャーの サイト管理 > ドメイン > 子ドメインの追加と削除 より設定されたドメインは全て子ドメインとなります。
- 子ドメインはIPアドレスの逆引きのドメインとしてはDNS設定されません。
- 子ドメインの変更は、サイトマネージャーより設定できます。設定は通常2時間程度で完了いたします。
※ 親ドメイン・子ドメインいずれのメールアドレス宛てのメールも同一のアカウントのメールボックスに保存されます。
※ 送信・受信サーバの設定は親ドメイン・子ドメインのいずれも可能です。
送信ドメイン認証
送信ドメイン認証に対応しております。弊社DNSサーバーへのTXTレコード(SPFレコード)の記載が可能です。
送信ドメイン認証とは、メールを送信するメールサーバーの情報をDNSサーバーに記載することで、なりすましを防ぐ機能です。WebARENA SuiteXではお客さまドメインについての情報をDNSサーバに記載し、お客さまドメインのなりすましを防ぎます。
また、受信するメールについてもなりすましでないかどうかチェックを行い、結果をメールヘッダに記録いたします。
送信ドメイン認証はドメインごとに以下の3パターンの中から設定を選択できます。
送信ドメイン認証を設定し、メールを使用する(新規契約時のデフォルト設定)
- DNSサーバーのTXTレコードに、メールを送信するメールサーバーの情報(SPFレコード)が記載されます。
- 受信するメールサーバーの設定によりますが、該当のドメインをなりすましたメールの送信を防ぐことができる場合があります。
- SuiteX以外のメールサーバーからも該当ドメインを送信元としたメールを送信する場合は、追加でIPアドレスの登録が必要です。
(メールマガジンの送信サーバーのIPアドレス等)
送信ドメイン認証を設定せず、メールを使用する
- DNSサーバーのTXTレコードに、メールを送信するメールサーバーの情報が記載されません。
- メールを送信する際に、送信先メールサーバによっては受信を拒否される場合があります。
メールを使用しない
- DNSサーバに、一切メールを送信しない事を意味するTXTレコードが追記されます。
- 受信するメールサーバーの設定によりますが、該当のドメインをなりすましたメールの送信を防ぐことができる場合があります。
- サーバのメール送受信機能は使用できます。
※SuiteXでは、送信ドメイン認証の設定を推奨しています。
※お申し込み時には、上記「送信ドメイン認証を使用し、メールを送信する」設定となっています。
(ご契約IPアドレスのみが登録されています。メールフォームからのメール送信やSMTP/SSLをご利用の場合は収容ホストサーバのIPアドレスを追加で設定する必要があります。)
※SuiteXのメールサーバーに送信ドメイン認証を設定すると、TXTレコードには、お客さまのSuiteXのIPアドレスと、収容サーバのIPアドレスの2つが登録されます。
※TXTレコードは、子ドメインの追加時にも設定可能です。既にSuiteXに設定されているドメインは送信ドメイン認証の設定から変更が可能です。
参考 NTTドコモ「 iモードメールにおける迷惑メール対策機能の拡充について」