電子メール~基本機能
機能
1.対応プロトコル
SMTP/POP3・IMAPに対応しています。
2.使用できるアカウント
メールを使用できるアカウントはメールユーザーのみです。管理者(kanri@お客さまドメイン)は、メールサーバー運用上の連絡(容量超過など)をおこなうためのメールアドレスとなります。外部からのメール受信や、送信のための認証アカウントとしては利用しないでください。
3.ウイルスチェック
標準でウイルスチェックに対応しています。WebARENA メールホスティングのサーバーを通るすべてのメールは 自動的にウイルスチェックが行われます。
ウイルスが発見された場合、「554 Error :found virus」というエラーを表示して該当メールの送信を停止します。
※暗号化されたファイルは、暗号を解くことができないためウイルスチェックの対象外となります。ご注意ください。
ウイルスの付いたメールが届いてしまった場合や正常なファイル付きメールがウイルスと誤判定されてしまった場合は、開発元への解析依頼が可能です。くわしくはこちらをご参照ください。
4.迷惑メール対策
標準で迷惑メール対策に対応しています。
詳細につきましては、「迷惑メール対策」の項目をご確認ください。
5.メール送信(SMTP)の submission ポートへの対応
メール送信時に submission ポート(Port 587)をご利用いただけます。
お客さまがメールを送信する場合はSMTPポート(port 25)ではなく、 submission ポート(Port 587)での送信を推奨しております。
メールクライアントの設定例については「設定・使用方法」の項目をご確認ください。
6.容量制限
各アカウントごとに容量制限を設けることができます。容量制限はサイトマネージャーで設定します。
サイトマネージャーの、「メール管理」→「メールユーザー管理」→「メールユーザーの登録・変更」から行ってください。
7.容量警告メール
各メールユーザーのメールボックスの使用量が全体容量の80%と95%を超過した場合に通知する機能です。
- 利用率が80%と95%を超過した際に該当メールユーザー宛てに、それぞれ一度だけ通知されます。警告メール送信後に再び閾値を下回らないかぎり、何度も警告メールが送信される事はありません。
- 転送が設定されていた場合、転送対象になります。
- 容量警告メールを一括で管理したい場合は「システム通知メール受信設定」をご利用ください。
8.メールサイズ制限
送受信できる1通の容量を初期設定(20MB)から変更できる機能です。
メール1通あたりの最大サイズ(エンコード後※)について変更が可能です。
※エンコード方式により若干異なりますが、エンコード後は元のファイルの約1.4倍になります。
設定変更が可能な容量は2MB 5MB 10MB 20MB 25MBとなります。25MB以上には設定できません。
サイトマネージャーの、 「メール管理」→「メールサーバー管理」→「最大メールサイズ制限」から設定を行ってください。
9.宛先に大文字が含まれる場合のメールについて
本サービスはシステム上、小文字のアカウントのみが作成可能です。
ただし、大文字で宛先が指定されているメールがサーバーに届いた場合、小文字に変換されたアカウントにメールが配送されます。
(例:「USER@お客さまドメイン」宛てのメールは「user」というアカウントに配送されます。)
本サービスではメールアカウントは小文字が正式な形式であり、できる限り大文字での宛先指定は行なわないでください。