移行〜WebARENA メールホスティングへの移行
WebARENA メールホスティングへの移行
はじめに
本マニュアルでは他のサーバーからWebARENA メールホスティングに移行する手順につきまして「3つのSTEP」で案内いたします。
「IPアドレス」、「ドメイン名」は、サイトマネージャーログイン後の「インフォメーション」画面でご確認ください。
STEP1 - メールアカウントの作成
-
ブラウザを起動してください。
ブラウザのアドレス入力欄に以下のURLを入力し、サイトマネージャーにアクセスしてください。
https://manager.mail.arena.ne.jp -
「サイトマネージャー・メールマネージャー」のロゴをクリックすると、認証用のダイアログが表示されます。
ユーザー名(U)の欄に 「kanri@お客さまドメイン」 パスワード(P)の欄に 「指定されたパスワード」を入力します。 -
メールアカウントを追加します。
「メール管理」→「メールユーザー管理」→「メールユーザーの登録・変更」をクリックします。
次に「アカウント名」の欄にご使用中のアカウント名を記入します。
続いて「パスワード」の欄にパスワードの文字列を記入します。
※利用可能なパスワードの文字列についてはオンラインマニュアル「アカウント」をご覧ください。「新規登録」をクリックします。
-
正常に完了しますと、以下画面が表示されます。
STEP2 - メールソフトの設定
サーバの乗り換えでは、DNS情報が反映されるまでに時間を要します。 この間、メールは一時的に旧サーバと移行先のサーバのどちらか一方に届く状態となります。メールの取りこぼしを防ぐために現在ご利用中のメールボックスと、SuiteX V2 タイプ メールプレミアム用のメールボックスの2つを併用してメールを受信なさることをお勧めいたします。
DNS情報が反映される時間につきましてはお使いのDNSによって異なります。くわしくはこちらをご参照ください。
本マニュアルでは Windows Live メール を例に案内いたします。
-
メールソフトの設定を行います。
Windows Live メールを起動し、WebARENA メールホスティング用のメールボックスを作成します。
[アカウント]→[電子メール]をクリックします。メールアカウントを追加する画面が開きますので、以下の内容を入力し「次へ」をクリックします。
電子メールアドレス:アカウント名@お客さまドメイン名
パスワード:設定するアカウントのパスワード
表示名:任意の名前メールアカウントを追加する画面が開きますので、以下の内容を入力し「次へ」をクリックします。
電子メールアドレス:アカウント名@お客さまドメイン名
パスワード:設定するアカウントのパスワード
表示名:任意の名前以下の画面が表示されましたら基本設定の完了です。
「SMTP Authentication(SMTP認証)」の設定を行います。
Windows Live メールの画面からWebARENA メールホスティング用に設定した表示名を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。[サーバー]タブを選択し[このサーバーは認証が必要]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
[閉じる]ボタンをクリックし、「SMTP Authentication(SMTP認証)」の設定の完了です。
WebARENA メールホスティングでは、「SMTP Authentication(SMTP認証)」の設定が必須です。詳しくは 「オンラインマニュアル > 電子メール~制限事項 > 1.SMTP利用制限」をご覧ください。
-
移行元サーバーのメールの設定を確認・変更します。
Windows Live メールを起動し、移行元メールボックスの表示名を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。
続いて[サーバー]タブをクリックします。
以下の項目を確認し、ドメイン名で設定されている場合は移行元のIPアドレスに変更します。
STEP4 - DNS情報の変更
ドメインネームサーバを変更・登録をすることでWebARENA メールホスティングでお客さまのドメイン名を利用したホームページへのアクセスやメールの送受信を行うことが可能になります。
DNS情報の変更は、
a:WebARENA メールホスティングのDNSを利用する場合
b:お客さまのDNSを利用する場合
の2通りありますが、ここでは「a:WebARENA メールホスティングのDNSを利用する場合」の変更方法を案内いたします。
-
DNSの設定
サイトマネージャーにログインします。
※具体的なログイン手順は「STEP1.アカウントの作成」の項をご覧ください。
①ログイン後、左メニューの「サイト管理」 > 「ドメイン」 > 「DNS設定変更」 をクリックします。
画面が表示されるまで時間がかかる場合がございますが、そのままお待ちください。②「DNS設定変更」のページが開きますので「このサービスで提供しているDNSを使用する。」を選択します。
③DNSに設定される項目が表示されます。自由入力項目を必要に応じて編集し、「設定」ボタンをクリックしてください。
(例) ドメインがexample.com、IPアドレスが123.123.123.123の場合、以下の内容で設定します。example.com MX 10 mail.example.com mail.example.com A 123.123.123.123 example.com TXT v=spf1 +ip4:123.123.123.123/32 +ip4:[自由入力]~all example.com A [自由入力] www.example.com A [自由入力] webmail.example.com A 124.146.151.146 123.123.123.123 PTR mail.example.com ④完了画面が表示されます。
完了画面が表示されるまで時間がかかる場合がありますが、そのままお待ちください。 -
WHOIS情報の変更
他社さまのサーバーからの移行のお客さまは、ドメイン事業者(レジストラ)に現在登録 されているDNSを以下のように変更するよう依頼します。DNS名 IPアドレス プライマリDNS asns1.customer.ne.jp 210.150.254.86 セカンダリDNS asns2.customer.ne.jp 210.150.254.94
DNSが変更されましたら、WebARENA メールホスティングへのアクセスが開始します。変更から 3日程度は現在ご利用中のサーバーと、WebARENA メールホスティングのどちらか一方にアクセスがありますので、両方の メールボックスをチェックするようにしてください。
完了
上記作業後、旧サーバーにメールが届かなくなりましたら、サーバーの乗り換え作業は完了です。
なお、メールアドレスの作成などの作業期間の関係上、2週間程度は現在ご利用中のサーバーとWebARENA メールホスティングサーバーを併用されることをおすすめします。