サービス仕様~サービスの概要
サーバの機能
WebARENA Suite2のサーバは以下の機能を持っています。
- Webサーバ
- メールサーバ
- FTPサーバ
- メーリングリスト
- グループウェア
いずれの機能も、お客様専用のドメイン名 (オリジナルドメイン名・ WebARENAサブドメイン名のいずれか) を使用することが出来ます。 詳しくはドメイン名のページをご参照下さい。
なお、WebARENA Suiteにインターネットへの接続機能は含まれておりません。 インターネットに接続出来る環境がない場合は別途プロバイダ等にご契約頂く必要があります。 使用出来るプロバイダに制限はありませんので、どのプロバイダに接続してもご利用頂く事が出来ます。
- チャット機能はなくなりました。
Web上でチャットを行いたい場合はCGIインストーラのチャットCGIをご利用下さい。
サーバの仕様
WebARENA Suite2では ping遮断の設定を行っております。
ドメイン
契約したサーバ領域にはそれぞれ専用のドメイン名が付けられます。
WebARENAサブドメイン名(******.**.arena.ne.jp)
または独自ドメイン名のどちらかを使うことが出来ます。
WebARENAサブドメイン名を使用する場合や、独自ドメイン名を使用するがDNSサーバを持っていないお客様の場合弊社のDNSサーバにお客様のドメイン名のゾーンを登録致します。この場合に登録されるDNSの設定は以下のようになります。
(ドメイン名がexample.com、IPアドレスが192.168.1.1の場合)
example.com IN A 192.168.1.1 example.com IN MX 10 example.com. www.example.com IN A 192.168.1.1 |
WebARENA SuiteではCNAMEで ftp .example.comと mail .example.comが登録されていましたが、 この2つは登録されなくなりました。
逆引き設定についてはドメイン名の種類に関わらず弊社のDNSサーバに以下の情報を登録致します。
192.168.1.1 IN PTR example.com |
- 初期設定ドメインがなくなりました。
契約時にWebARENAサブドメイン名を指定します。 - 弊社のDNSサーバを使用する場合のDNS設定内容が変わりました。
IPアドレス
1契約につき1つの固定IPアドレスをご利用頂けます。
ハードウェア
サーバ向けに設計されたIBM-PC/AT互換機を使用しています。 ハードディスクはRAID構成になっており、万一1台のハードディスクが故障してしまった場合でもお客様のデータは保護されます。 ただし、同時に複数台故障してしまうと、データは失われてしまいます。
データのバックアップは行っておりませんので、 万一何らかの原因でデータが失われてしまった場合、元に戻すことは出来ません。 バックアップが必要な場合はFTPでファイルをダウンロードしてお客様のコンピュータ内にバックアップをお取り下さい。
ソフトウェア
WebARENA Suite2のサーバでは以下のソフトウェアを使用しています。
OS :Linux
WWWサーバ :Apache
FTPサーバ :ProFTPD
メールサーバ :qmail
メーリングリスト :ezmlm
ネットワーク
サーバは弊社のバックボーンネットワークに100Mbpsで接続されています。
WebARENAの設備環境についてはこちらをご参照ください。
ディスク容量
ディスク容量は100MB~1GB(※1GB=1000MBとして計算)の範囲で選択する事が出来ます。
ディスク容量の変更方法については、ディスク容量の変更をご確認ください。
特にディスク容量を減らす場合は、上記リンク内の「ディスク容量を減らす場合の注意事項」をご確認ください。
ご利用ディスク容量に応じて月額料金が変わります。詳しくはご利用料金のページで料金をご確認ください。 契約した容量をWeb/メールにそれぞれ何MB割り当てるかを設定出来ます。 さらに、Web/メールのアカウント1つずつに対し容量制限を設けることが出来ます。
ディスク使用容量が90%を超えた場合、その旨を通知するメールが送られます。
通知メールが送られるのは以下の場合です。
- ご契約サーバ全体のWeb/メールそれぞれの使用可能容量の90%を超えた場合、管理者(admin)宛てに通知メールが送られます。
- 各メールユーザに設定された使用可能容量の90%を超えた場合、 各メールユーザ宛てに通知メールが送られます。
WebARENA Suite2では、1台のサーバを複数のお客様に共有してご利用いただいているため、ファイル数制限を設定しております。 そのため小容量のファイルを大量に設置された場合、ご契約ディスク容量に満たない場合でも、ご使用できなくなる場合がございます。
なお、ディスク使用量はサーバー上に置かれているファイルのデータ量そのままではなく、 使用されているハードディスクのブロックサイズ単位で計算されております。 このため、サイズの小さなファイルを多量にサーバー上に置いている場合はファイルのデータ量より多くの容量がディスク使用量として計算されてしまいます。 こちらにつきましてはファイルシステムの仕様上避ける事が出来ませんので、あらかじめご了承下さいます様お願い致します。
特に、メールのデータは1通のメールが1つのファイルに保存される様になっておりますので、 サイズの小さなメールを大量にサーバー上に残しておくとディスク容量が大量に使われてしまいます。
- 基本ディスク容量が50MBから100MBに増えました。
- 最大ディスク容量が300MBから1GBに増えました。
- Web/メールの割り当て容量を設定することが出来るようになりました。
- アカウントごとに容量制限を設けることが出来るようになりました。
- ディスク使用容量が90%を超えた場合、通知メールを配信するようになりました。
- ファイル数制限を設定しております。
ご利用の目安
Suite2は、1台のサーバーを複数のお客さまへ共有し提供しているサービスです。
そのため、すべてのお客さまが快適にサービスをご利用になれるよう、ご利用の目安値を設けております。
メール | メールアドレス数 | 100以下 | |
---|---|---|---|
メール送信数 | 同時送信数:100通/分以下 1時間あたり 1000通以下 *SMTP/Submi同時接続:40 |
||
メールサイズ | 1通あたり20MB | ||
POP/IMAP | 同時接続数:100以下 | ||
*POP自動受信間隔 30分以上 | |||
Web | 1日のアクセス数 | 10万HITS以下(100HITS/分以下) | |
同時アクセス数 | 80未満 | ||
1日の転送量 | 10GB以下 |
※ご利用の目安を超えるアクセスが発生した場合、システム保全のためサービスのご利用を制限することがございます。利用制限ポリシーと制限解除方法については後継サービスのSuiteXと同様です。詳細はこちらをご参照ください。
※このほかにも、本サービスに対し負荷となる動作が見受けられた場合、システム保全のためサービスのご利用を制限することがございます。
※これらのご利用の目安はサービスを快適にご利用になれる目安値であり、サービスの動作を保証するものではありません。
※サービスの選定でお困りの場合、お客さまの運用状況に合わせたサービスを提案いたします。
サーバー導入相談窓口までお問い合わせください。
PHPバージョンアップに関する方針
弊社としましてはPHPのバージョンアップに際して、http://www.php.net/ より提供されている正式版を適用しており、その他の団体、個人から提供されている パッチに関しましては、基本的に適用しない方針で運用を行っております。こちらはパッチによる修正による他への影響範囲を把握しきれない等の理由を考慮している ためです。
また、対応の必要がないと弊社が判断した場合には、サーバの安定運用を優先し、旧バージョンでの運用を継続させて頂く場合もございます。