メーリングリスト~機能
アドレス
メーリングリストのアドレスは、[メーリングリスト名]@[ドメイン名]となります。
サイト管理者(admin)や作成されているメールユーザと同じ名前のメーリングリストは作成出来ません。
個数とメンバー数
1ドメインにつき32個のメーリングリストを作成することが出来ます。1つのメーリングリストにつき128個のメールアドレスをメンバーとして登録することが出来ます。
WebARENA Suiteとの相違点
- メーリングリストの個数が32個に増えました。
機能設定
以下の機能をメーリングリストごとに設定することが出来ます。
[メールでの入退会手続き]
メールでメーリングリストへの入退会の手続きを行える様にするかしないかを
- メールでの入退会を行える設定にする
- メールでの入退会を行えない設定にする
の2タイプから選択できます。
メールでの入退会を行える設定にするとサイト管理者がサイトマネージャーで設定を行わなくても自由に入退会が 出来る公開メーリングリストになります。
メールでの入退会を行えない設定にするとサイト管理者だけがサイトマネージャーでメンバーの入退会設定を行える 様になりますので、参加者は任意に入退会する事が出来ない非公開メーリングリストになります。
[投稿者の制限]
メーリングリストへの投稿があった場合の動作を
- 管理者がその内容を見て審査を行ってから配信される様にする
- メーリングリストのメンバーからのメールであれば配信する
- 制限をかけず投稿されたらそのまま配信する
の3タイプから選択できます。
[件名の変更]
メーリングリストに届いたメールの件名(ヘッダのSubject:)の先頭に文字を付加する動作を
- [メーリングリスト名] を付ける
- [メーリングリスト名:通し番号] を付ける
- 付加しない
の3タイプから選択できます。
なお、WebARENA Suiteでは通し番号を付けた場合
[ML:1] xxxx
というサブジェクトのメールに対する返信メールがメーリングリストに送られると配信されるメールの件名は
[ML:1] Re: xxxx
となり通し番号が増えませんでしたが、WebARENA Suite2 では
[ML:2] xxxx
のように通し番号が増えるようになりました。
[返信先の変更]
メーリングリストから配信されたメールの返信先(ヘッダのReply-to:)を
- 元のメールの送信者に返信する
- メーリングリストに返信する
- サイト管理者に返信する
- 特定の宛先に返信する
の4タイプから選択できます。
「特定の宛先に返信する」を選択した場合、返信先のアドレスを任意のアドレスに設定することが出来ます。
[配送時のエラーメールの宛先]
メーリングリストに届いたメールをメンバーに配送する際にエラーが生じた場合、エラーメールの配送動作を
- 管理者のメールアドレス(admin@ドメイン名)宛てに配送する
- どこにも配送しない
の2タイプから選択できます。
[添付ファイルの削除]
メーリングリストに届いたメールに添付ファイルが付いていた場合、特定のMIMEタイプの添付ファイルを 削除して本文だけを配送させることができます。
- 添付ファイルを削除する
- 添付ファイルを削除しない
の2タイプから選択できます。
この機能を使用した場合に削除される添付ファイルのMIMEタイプは以下の通りです。
- application/excel
- application/rtf
- application/msword
- application/ms-tnef
- text/html
- text/rtf
- text/enriched
- text/x-vcard
- application/activemessage
- application/andrew-inset
- application/applefile
- application/atomicmail
- application/dca-rft
- application/dec-dx
- application/mac-binhex40
- application/mac-compactpro
- application/macwriteii
- application/mspowerpoint
- application/news-message-id
- application/news-transmission
- application/octet-stream
- application/oda
- application/pdf
- application/postscript
- application/powerpoint
- application/remote-printing
- application/slate
- application/vnd.ms-excel
- application/vnd.ms-powerpoint
- application/wita
- application/wordperfect5.1
- application/x-bcpio
- application/x-cdlink
- application/x-compress
- application/x-cpio
- application/x-csh
- application/x-director
- application/x-dvi
- application/x-hdf
- application/x-httpd-cgi
- application/x-koan
- application/x-latex
- application/x-mif
- application/x-netcdf
- application/x-stuffit
- application/x-sv4cpio
- application/x-sv4crc
- application/x-tar
- application/x-tcl
- application/x-tex
- application/x-texinfo
- application/x-troff
- application/x-troff-man
- application/x-troff-me
- application/x-troff-ms
- application/x-ustar
- application/x-wais-source
- audio/basic
- audio/mpeg
- audio/x-aiff
- audio/x-pn-realaudio
- audio/x-pn-realaudio
- audio/x-pn-realaudio-plugin
- audio/x-realaudio
- audio/x-wav
- image/gif
- image/ief
- image/jpeg
- image/png
- image/tiff
- image/x-cmu-raster
- image/x-portable-anymap
- image/x-portable-bitmap
- image/x-portable-graymap
- image/x-portable-pixmap
- image/x-rgb
- image/x-xbitmap
- image/x-xpixmap
- image/x-xwindowdump
- text/x-sgml
- video/mpeg
- video/quicktime
- video/x-msvideo
- video/x-sgi-movie
- x-conference/x-cooltalk
- x-world/x-vrml
WebARENA Suiteとの相違点
- 件名に通し番号を付けた場合の動作が変わりました。
- 添付ファイルの削除機能が追加されました。
- 返信先を指定した特定のアドレスに設定することが出来るようになりました。
管理者
メーリングリストの管理はサイト管理者だけが行えます。他のアカウントで管理を行うことは出来ません。
サイト管理者は、メーリングリストの作成・削除・設定変更・メンバーの入退会等のメンテナンス作業を行う事が出来ます。 投稿内容の審査を行う設定にしている場合は投稿内容の審査も行います。
なお、メーリングリストを作成すると自動的に [メーリングリスト名]-owner@[ドメイン名] というアドレスが有効になります。 メーリングリストを経由して配信されたメールのヘッダには
Sender: [メーリングリスト名]-owner@[ドメイン名]
というヘッダが付けられ、そのメーリングリストの管理者のアドレスとして公開されます。このアドレス宛てに送信されたメールは サイト管理者(admin)のメールボックスに配送されます。
制限事項
メーリングリストに対して、別のメーリングリスト(WebARENA Suite2のメーリングリストも含む)からの投稿はできません。
WebARENA Suiteとの相違点
- WebARENA SuiteではBccでメーリングリスト宛てにメールを送信することが出来ませんでしたがBccで送信することが出来るようになりました。