誤判定と思われるメール検体の提出
Suite2では、迷惑メールの判定システムとして、株式会社シマンテックの「Symantec BrightmailAntiSpam(シマンテック・ブライトメール・アンチスパム)」を採用しています。
このシステムは、利用者がSPAMメールによる被害を受ける前に常に新しい脅威を把握するため、日々何千万通のサンプルデータを収集し、迷惑メールの判定ルールを作成しています。
ただし、判定ルールの精度は100%ではなく、メールが誤判定されてしまうケースがございます。
誤判定されたメールについては、シマンテック社への解析依頼が可能です。
次の事象に該当する場合は、下に案内します宛先へ提出をお願いいたします。
- お客さまが明らかにSPAMメールと思われるにも関わらず、SPAMメールとして判定されない
- お客さまが必要としているメールがSPAM判定される
※シマンテック社の判定ルールはセキュリティ上非公開となり、判定された原因について一切公開されることはありません。
判定されなくなったか否かの結果、解析結果、詳細につきましてもシマンテック社の技術情報となりますため、セキュリティ上非公開となり、ご報告することはできません。あらかじめご了承ください。
メール検体の提出先
- 解析依頼したいメールを eml形式 (拡張子.eml) に変換します。
- お客さまの事象によって提出先の宛先が異なります。次の方法に沿ってメール検体をご提出ください。
【SPAMメールがすり抜けている】
お客さまが明らかにSPAMメールと思われるメールなのにも関わらず、SPAMメールとして判定されていない場合はこちらのメールアドレス宛てへ対象のメール検体を添付しお送りください。
宛先メールアドレス:jpnsubmit@arena.ne.jp
【SPAM誤判定されている】
お客さまが必要としているメールがSPAM判定されている場合、こちらのメールアドレス宛てへ対象のメール検体を添付しお送りください。
宛先メールアドレス:jpnfeedback@arena.ne.jp
※提出されたメールは直接シマンテック社へ送付されます。
代表的なメールソフトで検体を添付する方法
代表的なメールソフトでメール検体を添付する方法を説明します。
ここに記載されている以外のメールソフトにおける添付方法については、各種メールソフトのマニュアルおよびヘルプをご参照ください。
Microsoft Outlook
方法 1 :
Microsoft Outlook を起動する。
メニューより [ツール] - [オプション] を選択する。
[初期設定] タブ内にある [メールオプション] ボタンをクリックする。
[返信/転送時のスタイル] 項目内にある [メッセージを転送するとき] のドロップダウンリストから [元のメッセージを添付] を選択する。
[OK] ボタンをクリックし、[メールオプション] 画面を閉じる。
[OK] ボタンをクリックし、[オプション] 画面を閉じる。
提出したい検体メールを右クリックし、[転送] を選択する。
[宛先] 欄に検体を提出する送信先電子メールアドレスを入力する。
[送信] ボタンをクリックする。
方法 2 :
Microsoft Outlook を起動する。
メニューより [ファイル] - [新規作成] - [メッセージ] を選択する。
[宛先] 欄に検体を提出する送信先電子メールアドレスを入力する。
次のいづれかの方法にしたがって新規メッセージに検体メールを添付する。
転送したい検体メールを新規メッセージの本文領域にドラッグ & ドロップする。
[アイテムの添付] アイコンをクリックし、提出したい検体メールをアイテム一覧から選択する。
[送信] ボタンをクリックする。
Microsoft Outlook Express 6
Mcrosoft Outlook Express 6 を起動する。
提出する検体メールを右クリックし、[添付ファイルとして転送] を選択する。
[宛先] 欄に検体メールを提出する送信先電子メールアドレスを入力する。
[送信] ボタンをクリックする。
Netscape Messenger
Netscape Messenger を起動する。
提出する検体メールを選択して右クリックし、[添付ファイルと転送] を選択する。
[宛先] 欄に検体メールを提出する送信先電子メールアドレスを入力する。
[送信] ボタンをクリックする。
Becky! Internet Mail V2.5x
Becky! Internet Mail V2.5x を起動する。
提出する検体メールを右クリックし、[元のメールを添付して転送] を選択する。
[宛先] 欄に検体メールを提出する送信先電子メールアドレスを入力する。
[送信] ボタンをクリックする。
注意事項
- 検体は、オリジナルメールの状態を維持して提出してください。提出前にHeader, Bodyに変更が加えられると有効なフィルタを作成できません。
- 提出可能なメールのサイズは2MBまです。
- 提出する検体メールは未圧縮の状態で添付してください。
- 精度の向上のため、誤判定されたメールはなるべくお早目に提出されることをおすすめいたします。
- 提出メールにつき、1つの検体を添付してください。
- 受付窓口への検体提出後のレスポンスはございません。送付された検体メールはシステムに自動で取り込まれ、フィルタ生成もしくはフィルタの修正に送られます。