phpMyAdmin では、インポート処理を行う際の一回データ量上限値は「100MiB」となって
いますが、この「MiB」(メビバイト)は、情報量を2進法計算で表した補助単位です。
この「100MiB」は、一般的に使われる10進法の「100MB」とは、データ量が異なります。
多くの場合、デジタルデータをバイト単位で計算する際の補助単位には、
10の3乗(1000)バイトをKB(キロバイト)
10の6乗(1000000)バイトをMB(メガバイト)
10の9乗(1000000000)バイトをGB(ギガバイト)
を使います。
これに対して、「MiB」(mebi:メビバイト)方式の表記は計算方法が異なります。
2の10乗(1024)バイトをKiB(kibi:キビバイト)
2の20乗(1048576)バイトをMiB(mebi:メビバイト)
2の30乗(1073741824)をGiB(gibi:ギビバイト)
と表します。
このため、100MiBは104.858MB(105MB弱)となります。
【参考】
「MiB」は、IEC(国際電気標準会議)が定めている補助単位で、
一般的に使われるISO 80000-1標準の国際量体系「MB」(Megabyte:メガバイト)とは
差が生じます。
テラの単位になると約10%の違いがでます。
キロ (kilo) k 10の3乗 = 1000
キビ (kibi) Ki 2の10乗 = 1024
メガ (mega) M 10の6乗 = 1000000
メビ (mebi) Mi 2の20乗 = 1048576
ギガ (giga) G 10の9乗 = 1000000000
ギビ (gibi) Gi 2の30乗 = 1073741824
テラ (tera) T 10の12乗 = 1000000000000
テビ (tebi) Ti 2の40乗 = 1099511627776