ホームページ〜仕様
1.サーバーソフトとバージョン
WebサーバーソフトはApache のバージョン2.2になります。
2.対応プロトコル
HTTPとHTTPS(SSL)に対応しています。HTTPSは無料SSLを設定すると使えるようになります。
SSLの詳細は、サービスサイト内「無料SSL」をご確認ください。
WebARENA提供のサブドメインでは、HTTPS(SSL)はご利用になれません。
3.対応コンテンツ
各種コンテンツへの対応状況は次の通りです。
HTML | ○ | Flash | ○ |
---|---|---|---|
JavaScript | ○ | QuickTime | ○ |
Javaアプレット | ○ | Windows Media | ○ |
Javaサーブレット | × | ASP (Active Server Pages) | × |
スタイルシート | ○ | JSP (Java Server Pages) | × |
CGI | ○※1 | データベース (MySQL) | ○ |
SSI | ○ | データベース (SQLite) | ○ |
PHP | ○※1 |
※1サイト管理者のみ使用可能。
4.ドキュメントルート
ドキュメントルートはホームページの一番上の階層として見えるディレクトリです。 WebARENA SuiteSでは /home ディレクトリがドキュメントルートに初期設定されています。また、/home/配下に新たなディレクトリを作成し、ドキュメントルートに指定することもできます。サイト管理者はドキュメントルートにホームページのデータを置くことができます。
ディレクトリの構造については「ファイル転送~ディレクトリ構造」をご確認ください。
5.デフォルトドキュメント
デフォルトドキュメントとは、ブラウズを行う時にファイル名を省略してアドレスを入力する事が出来る 特別な名前のファイルです。 一般的にトップページ用のコンテンツをデフォルトドキュメントにします。
デフォルトドキュメントは次の通りです。
/homeディレクトリ
- index.html
- index.htm
- index.shtml
- index.cgi
- index.php
- index.chtml
- index.hdml
同じディレクトリにこれらのファイルがある場合は、上記の順で先に書かれている方が優先的に使用されます。
6.URL
ホームページのコンテンツをブラウザで表示させる時のURLは 次の通りです。
ディレクトリ | URL |
---|---|
/home | http://(ドメインまたはIPアドレス)/(ファイル名) |
7.Webアクセス制限機能
サイトマネージャーからWebアクセス制限を行うことができます。ID・パスワードによる認証やアクセス元の制限を行うことができます。
アクセス制限の設定を行うと制限をかけたディレクトリに「.htaccess」や「.htpasswd」ファイルが作成されますが、このファイルは削除・変更しないでください。 正常に動作しなくなる可能性があります。
8.SSLオプションの対応プロトコル
WebARENA SuiteSのSSL機能はHTTPSプロトコル(ホームページ)に対してのみ有効となっています。但し、FTP(ファイル転送)のプロトコルはSSLオプション(無料SSL)をご利用になっていなくてもSSLによる暗号化通信機能が標準でご利用になれます。
9.「.htaccess」によるカスタマイズ
「.htaccess」ファイルを使用してApacheの動作をカスタマイズすることができます。 WebARENA SuiteSのApacheには次のモジュールが組み込まれています。
- http_core
- mod_actions
- mod_alias
- mod_asis
- mod_auth_basic
- mod_authn_dbm
- mod_authn_file
- mod_authn_default
- mod_authz_user
- mod_authz_groupfile
- mod_authz_default
- mod_authz_dbm
- mod_autoindex
- mod_cgi
- mod_dir
- mod_env
- mod_imagemap
- mod_include
- mod_log_config
- mod_mime
- mod_negotiation
- mod_php5
- mod_rewrite
- mod_setenvif
- mod_security2
注意
上記で赤字になっているものは、機能が分割された等でApache2.2系から名称が変更になっているものです。これらを使用するカスタマイズを行われる場合は、変更点をご確認の上ご使用ください。
AllowOverrideディレクティブで上書きが許可されている属性は以下の通りです。
/home
- AuthConfig
- FileInfo
- Indexes
- Limit
- Options
次の条件を満たしているディレクティブであれば「.htaccess」に記述して使用することができます。
- そのディレクティブを使用するために必要なモジュールが組み込まれている。
- AllowsOverrideディレクティブで上書きが許可されている。
- コンテキストに.htaccessが含まれている。(.htaccessに記述できる。)
具体的な.thaccessの使用方法についてはApacheについて解説されている書籍やホームページなどをご参考に、お客さまの責任においてご利用ください。