ロードバランサー設定方法

ロードバランサーはサーバー管理用コントロールパネルの「アプライアンス > ロードバランサー」から設定することができます。
ロードバランサーの設定方法に関する詳細はロードバランサー パネルをご参照下さい。
- コントロールパネルにログインし、「アプライアンス > ロードバランサー」をクリックし、ロードバランサーの作成画面へ移行する。
- 「ロードバランサーを起動」ボタンをクリックする。
- 「ロードバランサー名」と「説明」に任意の文字列を入力する。「ロードバランサー名」は入力必須項目です。
- 「ロードバランサープロトコル」「ロードバランサーポート」と「インスタンスポート」を設定する。
「ロードバランサープロトコル」に「https」もしくは「ssl」を選択した場合、プライベートキーとパブリックキーの入力が必要となる(ロードバランサ1台に設定できるプロトコルは1つのみ)。 - 負荷分散方式を選択する。
負荷分散方式に「Least Connection」を選択した場合、「スティッキーセッション」の利用を有効にすることが出来る。 - 「作成」ボタンをクリックする。
ロードバランサーにアクセスリクエストを割振らせたいインスタンスを登録する必要がありますが、登録する前にインスタンスの事前準備が必要です。
ロードバランサーは定期的に登録されているインスタンスへの通信確認(ヘルスチェック)を行ます。確認結果が正常であれば該当インスタンスに対してアクセス振分けを行います。
VPSクラウドではヘルスチェックの方法として、HTTP(GET)によるコンテンツチェックを行なっております。コンテンツチェックはインスタンス上の「/var/www/html/healthcheck.html」ファイルに対してHTTP(GET)リクエストを送信し、正常なコンテンツを返しているかどうかをチェックします。 予めインスタンス上に「/var/www/html/healthcheck.html」を設置しておく必要があります。「/var/www/html/healthcheck.html」ファイルは空ファイルでも問題ありません。
インスタンス側の準備が完了したら、ロードバランサーにインスタンスの割当てを行います。
- コントロールパネルの「アプライアンス > ロードバランサー」をクリックし、ロードバランサー一覧画面へ移行する。
- 先ほど作成したロードバランサーのチェックボックスを選択します。「アクション」から「インスタンスの割り当て」を選択します。
- インスタンス一覧から、ロードバランサーに割り当てたいインスタンスを選択し、割り当て処理を実施します。
- 「割り当て」ボタンをクリックします。
- ロードバランサーからインスタンスへのヘルスチェックが開始され、正常と判断されればロードバランサーへのアクセスを該当インスタンスに振分けします。