使用できない機能(仮想化方式OpenVZのみ)

使用できない機能(仮想化方式OpenVZのみ)
一般的なLinuxサーバーで使用できる機能のうち、VPSクラウドのインスタンス(仮想専用サーバー)で使用できない機能は以下の通りです。
- SELinuxは使用出来ません。
- kudzuは使用出来ません。
- mountコマンドを用いて別のファイルシステムをマウントすることは出来ません。
- NFSサーバーなどカーネルモードで動作するサービスを使用することは出来ません。
- カーネルはLinux kernel 2.6をベースにカスタマイズされたカーネルを使用しております。kernelを変更することは出来ません。
- インスタンス(仮想専用サーバー)が収容されているホストのswap領域を任意に使用すること、また、インスタンス(仮想専用サーバー) 上にswap領域を設定することはできません。
使用できないが代替方法がある機能(仮想化方式OpenVZのみ)
一般的なLinuxサーバーで使用できる機能のうち、VPSクラウドのインスタンス(仮想専用サーバー)で使用することが出来ませんが、代替の方法が用意されている機能は以下の通りです。
- NTPは使用できませんが、インスタンス(仮想専用サーバー)上でNTPを動作させなくても自動的に正しい時刻が設定されます。
リソースの制限(仮想化方式OpenVZのみ)リソースの制限
仮想化方式がOpenVZのOSでは、一部のリソースに制限がかけられています。
- iptablesに設定できるレコード数に上限を設定しております。
- 同時に実行出来るプロセス数は1つのインスタンス(仮想専用サーバー)あたりで制限されています。
- プロセス数の制限値、および、iptablesの最大レコード数につきましては、ご契約のメモリ容量により異なります。
※ご契約のメモリ容量と制限値の関係につきましては、以下をご参照ください。
<参考値>
ご契約のインスタンスタイプ | SSDタイプ (メモリ6GB) |
HDD-Sタイプ (メモリ2GB) |
HDD-Mタイプ (メモリ4GB) |
---|---|---|---|
プロセス数の制限 | 512 | 384 | 384 |
iptablesの最大レコード数 | 256 | 256 | 256 |
※リソースの制限値につきましては、事前の予告なく変更させていただく可能性がございます。
※実際に設定できるiptablesのレコード数は上記の数値より若干少なくなります。
その他(仮想化方式OpenVZ・KVM)
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ネットワークの設定変更は行われないようお願いします。
変更されますとサーバーに接続が出来なくなることがあります。サーバーに接続できなくなった場合はコントロールパネルからインスタンスの再起動を行って下さい。 - お客さまの領域をマウントする際にnoatimeを設定しています。
- VPSクラウドでは、インスタンスへの設定を行うためのスクリプト (/etc/wakame-init) を設置しています。
該当のスクリプト、およびそれを起動するための /etc/rc.local の記述 (/etc/wakame-init md) は削除されないようお願いします。