サービス仕様~セキュリティ
セキュリティ
- ファイアウォールの設置
- IPSの設置
- 物理的なセキュリティの確保
- メールのウイルスチェック機能
- SMTP Authentication によるSMTPサーバー不正利用の禁止
- サービスの限定
- セキュリティホールの修正
1.ファイアウォールの設置
WebARENA メールホスティングのサーバーとインターネットの間には、ファイアウォールが設置されています。これにより、必要なポート以外への通信はすべて遮断されます。
2.IPSの設置
WebARENA メールホスティングのサーバーとインターネットの間には、IPSが設置されています。これにより、サーバーに対する攻撃などの不正な通信は遮断されます。
また、通常のサービスポートにおいても、不正と思われる通信につきましては自動的に遮断して、お客様の環境を守ります。
3.物理的なセキュリティの確保
WebARENA メールホスティングのサーバーは徹底した入退室管理を行い、耐震設計・空調設備・無停電電源を完備した弊社データセンターに設置されており、サーバーが安全に稼動できる環境を確保しています。
4.メールのウイルスチェック機能
WebARENA メールホスティングのサーバーを通して送受信されるすべてのメールをチェックし、ウイルスが付いているメールが見つかった場合、該当メールの送受信を停止します。
<送信時の動き>
「554 Error :found virus」というエラーを表示します。
※表示されるメッセージはメールクライアントの仕様により多少変化します。
表示されるエラーの一例
<受信時の動き>送信元メールサーバの仕様によりますが、「送信先に届かなかった」というエラーメールが送信元メールサーバーから返ることがあります。
<判定精度について>
SuiteXでは、迷惑メールの判定システムとして、vadeのAI機能を搭載したアンチスパムエンジン(※)を採用しています。このシステムは、利用者がSPAMメールによる被害を受ける前に常に新しい脅威を把握するため、日々何千万通のサンプルデータを収集し、迷惑メールの判定ルールを作成しています。
ただし、判定ルールの精度は100%ではなく、メールが誤判定されてしまうケースがございます。
誤判定されたメールについては、システムへの解析依頼が可能です。くわしくはこちらをご参照ください。
5.SMTP Authentication によるSMTPサーバー不正利用の禁止
SMTPサーバー機能に「SMTP Authentication」というメール送信制限をかけており、第三者による不正なメール送信に利用されることを防止しています。くわしくは「SMTP認証」のページをご覧ください。
6.サービスの限定
インターネットのサーバーで必要のないサービスを動作させることはセキュリティ上問題となる場合があります。WebARENA メールホスティングのサーバーでは弊社管理スタッフが必要なサービスを限定して動作させており、不要なサービスは停止させています。
また、サーバーとインターネットの間にファイアウォールが設置され、必要なポート以外への通信は全て遮断されます。 動作している主なサービスは以下の通りです。
- SMTP(STARTTLS)
- Submission(STARTTLS)
- POP3
- IMAP
- SMTPoverSSL
- POP3overSSL
- IMAPoverSSL
- HTTPS(コントロールパネル、Webメール)
特に、直接サーバーの内容を操作されやすいsshやTelnetでのアクセスを受け付けないようにしていますので、アカウントを持っていない第三者が容易にサーバーに侵入することはできないようになっています。
7.セキュリティホールの修正
使用しているサーバープログラムにセキュリティホールや動作上の不具合が発見された場合はその都度弊社のサーバー管理スタッフがメンテナンスを行い、脆弱性を修正しておりますので、サーバー管理やセキュリティに詳しくないお客さまも安心してご利用できます。