ウイルスが添付された状態でメールが届きました。

ウイルスが除外されずお客さまの端末まで配信される理由として次のパターンが考えられます。

・添付されてきたウイルスが、パターンファイルの更新前だった
・ウイルスの実体である添付ファイルが壊れていた
・ウイルスの実体である添付ファイルが暗号化されていた
・ウィルスファイルが不完全な状態である（ウイルスとして実体性がない）

この場合、次の手順にて、製造元へ解析依頼を行うことができます。
（※）2022年11月より、シマンテックからvade製品へ順次切り替えを行っております。切り替えのスケジュールにつきましてはこちらをご参照ください。

シマンテック製品をご利用のお客さま
vade製品をご利用のお客さま

シマンテック製品をご利用のお客さま

1. 該当メールを.emlファイルにして保存します。

※添付ファイルが暗号化されている場合は、システム側で解凍ができずチェックができないため、暗号化を解除してください。

2. シマンテックのサイトへアクセスし、左の「Malware not detected」ボタンをクリックします。

https://symsubmit.symantec.com/

3. 上部タブ「Not Detected by Symantec」を表示させた状態で、各項目を入力します。

　・Submission Type：「Upload a File」を選択
　・File to Upload：＜1.で保存した.emlファイルを「Browse」をクリックしアップロード＞

　・Contact Name：お客さまのお名前(アルファベット表記)

　・Email address：お客さまのメールアドレス(解析結果が通知されます)

すべて入力し終えたら、最下部の「Submit」をクリックし依頼は完了です。

4. アップロードが完了し、しばらくするとフォームで指定したメールアドレスに英文のメールが送信されます。
本メールでは、シマンテック社にてお客さまからの依頼を受け付けたことを通知しています。

メール件名：[TRACKING]: Symantec Security Response Automation (Tracking #xxxxxxxx)
※ #xxxxxxxx にはナンバリングされた半角の数字が入ります。
※ HTML形式にて表示してください。受信側のメールソフトがHTML形式に対応していないと、メールの内容が正しく表示されない場合があります。

5. 更に、数時間～数日後に、シマンテックから解析結果のメールが届きます。

メール件名：[CLOSED]: Symantec Security Response Automation (Tracking #xxxxxxxx)
※ #xxxxxxxx にはナンバリングされた半角の数字が入ります。

※ HTML形式にて表示してください。受信側のメールソフトがHTML形式に対応していないと、メールの内容が正しく表示されない場合があります。

6. 解析結果を確認します。

◆シマンテックが誤検知だと判断した場合

次回以降、シマンテックのシステムにてウイルスと判断されます。
「Submission Summary」以下に記載されている「RR Seq#」にて、ユニーク番号が割り当てられます。

【例】

Submission Summary
------------------------------------------------------------
Protection available in Rapid Release Sequence Number: 175856 or greater.

◆シマンテックが誤検知だと判断しなかった場合

次回以降もウイルスと判断しません。
「Submission Summary」以下に記載されている
「Files Submitted」の「RR Seq#」の項において、ナンバーが記載されていない状態となります。

【例】

また、解析結果を問わず、詳細情報につきましてはシマンテック社の技術情報となり、お客さまへご報告することはできません。あらかじめご了承ください。

vade製品をご利用のお客さま

解析依頼したいメールを eml形式 (拡張子.eml) に変換します。
こちらのメールアドレス宛て（※）へ対象のメール検体を添付しお送りください。
nttpc-fn@jp.fbl.vadesecure.com

シマンテック製品をご利用のお客さま

vade製品をご利用のお客さま

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