UTMオプション利用時のWindowsアドレス変更
- Windows2008R2アドレス変更
- Windows2008R2アドレス変更(VPNあり)
- Windows2012R2/Windows2016/Windows2019/Windows2022アドレス変更
- Windows2012R2/Windows2016/Windows2019/Windows2022アドレス変更(VPNあり)
※本作業では、NIC4のIPアドレス、ゲートウェイの情報が必要となります。
確認方法はこちらをご参照ください。
Windows2008 R2アドレス変更
SuitePRO V4コントロールパネルの「ネットワーク」で各NICのIPアドレス設定を確認しながら作業を行います。※VPNオプションをご利用中の場合は、後述の手順「Windows2008R2アドレス変更(VPNあり)」 をご参照ください。
- 「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」>「アダプターの設定の変更」を開きます。
- 「ローカルエリア 接続 4」の設定がある場合
「ローカル エリア接続 4」が存在している場合は、NIC4のIPアドレスが既に設定されている状態ですので、この後の作業は必要ありません。(UTMオプションご契約後にOSのインストールをした場合は、このように自動的に「イーサネット4」にNIC4のIPアドレス設定が行われます。)「ローカルエリア接続4」が存在していない場合は次の作業に進んでください。 - 「ローカルエリア接続」を右クリックし、プロパティを選択します。
- 「ローカルエリア接続のプロパティ」の「インターネット プロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- デフォルトゲートウェイを削除します。
デフォルトゲートウェイの設定を削除し、「OK」をクリックします。
(例) - NIC4【インターネット:UTM】の設定を行います。
同様に「ローカルエリア接続 2」を確認します。
IPアドレスが設定されていないことを確認し、コントロールパネルで確認した、NIC4【インターネット:UTM】のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します。
(例)
優先DNSサーバーに「210.150.255.28」、代替DNSサーバーに「202.229.78.37」を入力し、「OK」をクリックします。
- コントロールパネルに戻り、【NIC1の切断・NIC4の接続】 を行います。
以上でWindows2008R2の設定は完了です。
Windows2008 R2アドレス変更(VPNあり)
<VPNオプションをご契約中の場合>
VPNオプションをご利用中で、UTMオプションもご利用になる場合は下記が必要となります。
- NIC3【VPN】からNIC4【インターネット:UTM】にゲートウェイを変更
- NIC3【VPN】用のルーティングを追加
SuitePRO V4コントロールパネルの「ネットワーク」で各NICのIPアドレス設定を確認しながら作業を行います。
- 「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」>「アダプターの設定の変更」を開きます。
- 「ローカルエリア接続 3」を右クリックし、プロパティを選択します。
- 「ローカルエリア接続 3 のプロパティ」の「インターネット プロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- デフォルトゲートウェイを削除します。
デフォルトゲートウェイの設定を削除し、「OK」をクリックします。
(デフォルトゲートウェイの設定がない場合は、別の「ローカルエリア接続 」を確認してください。)
(例) - NIC4【インターネット:UTM】の設定を行います。
同様に「ローカルエリア接続 4」を確認します。
IPアドレスが設定されていないことを確認し、コントロールパネルで確認した、NIC4【インターネット:UTM】のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します
(別のNICのIPアドレスが設定されていた場合は、別の「ローカルエリア接続 」を確認してください。)
(例) - NIC3【VPN】用のルーティングを追加します。
デフォルトゲートウェイをNIC4【インターネット:UTM】に変更したため、NIC3【VPN】の通信に必要なルーティング設定を追加します。
作業はパワーシェルで実行します。タスクバーのパワーシェルを右クリックし、「管理者として実行する」を選択してください。 - route addコマンドでルーティングを追加します。
※お客様のVPN構成に応じたIPアドレスを設定してください。
(例)192.168.200.0/24のゲートウェイを192.168.0.1(NIC3のゲートウェイ)にする場合PS C:\Users\Administrator> netsh interface ip add route 192.168.200.0/24 "ローカル エリア接続 3" 192.168.0.1 (例) OK
- ルーティングが追加されたことを確認します。
PS C:\Users\Administrator>route print ~省略~ 固定ルート: ネットワーク アドレス ネットマスク ゲートウェイ アドレス メトリック 192.168.200.0 255.255.255.0 192.168.0.1 既定 (例)
- コントロールパネルに戻り、【NIC1の切断・NIC4の接続】 を行います。
以上で設定は完了です。
Windows2012 R2/Windows2016/Windows2019/Windows2022
アドレス変更
SuitePRO V4コントロールパネルの「ネットワーク」で各NICのIPアドレス設定を確認しながら作業を行います。※VPNオプションをご利用中の場合は、後述の手順「Windows2012R2/Windows2016/Windows2019アドレス変更(VPNあり)」 をご参照ください。
- 「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」>「アダプターの設定の変更」を開きます。
- 「イーサネット 4」の設定がある場合
「イーサネット 4」が存在している場合は、NIC4のIPアドレスが既に設定されている状態ですので、この後の作業は必要ありません。(UTMオプションご契約後にOSのインストールをした場合は、自動的に「イーサネット4」にNIC4のIPアドレス設定が行われます。)
「イーサネット4」が存在していない場合は、次の作業に進んでください。 - NIC1【インターネット】のIPアドレスが設定されている「イーサネット」を確認します。
「イーサネット」を右クリックし、プロパティを選択します。 - 「イーサネットのプロパティ」の「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- デフォルトゲートウェイを削除します。
デフォルトゲートウェイの設定を削除し、「OK」をクリックします。
(例) - NIC4【インターネット:UTM】の設定を行います。
同様に「イーサネット 2」を確認します。IPアドレスが設定されていないことを確認し、コントロールパネルで確認した、NIC4【インターネット:UTM】のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します。
(例)
優先DNSサーバーに「210.150.255.28」、代替DNSサーバーに「202.229.78.37」を入力し、「OK」をクリックします。
- コントロールパネルに戻り、【NIC1の切断・NIC4の接続】 を行います。
以上で設定は完了です。
Windows2012 R2/Windows2016/Windows2019/Windows2022アドレス変更(VPNあり)
<VPNオプションをご契約中の場合>
VPNオプションをご利用中で、UTMオプションもご利用になる場合は下記が必要となります。
- NIC3【VPN】からNIC4【インターネット:UTM】にゲートウェイを変更
- NIC3【VPN】用のルーティングを追加
SuitePRO V4コントロールパネルの「ネットワーク」で各NICのIPアドレス設定を確認しながら作業を行います。
- 「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット」>「ネットワークと共有センター」>「アダプターの設定の変更」を開きます。
- NIC3【VPN】のIPアドレスが設定されている「イーサネット3」を確認します。
「イーサネット」を右クリックし、プロパティを選択します。 - 「イーサネット3プロパティ」の「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- デフォルトゲートウェイを削除します。
デフォルトゲートウェイの設定を削除し、「OK」をクリックします。
(デフォルトゲートウェイの設定がない場合は、別の「イーサネット 」の設定を確認し、デフォルトゲートウェイを削除してください。)
(例) - NIC4【インターネット:UTM】の設定を行います。
同様に「イーサネット 4」を確認します。IPアドレスが設定されていないことを確認し、コントロールパネルで確認した、NIC4【インターネット:UTM】のIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイを入力します。
(別のNICのIPアドレスが設定されていた場合は、別の「イーサネット」を確認してください。)
(例) - NIC3【VPN】用のルーティングを追加します。
デフォルトゲートウェイをNIC4【インターネット:UTM】に変更したため、NIC3【VPN】の通信に必要なルーティング設定を追加します。
作業はパワーシェルで実行します。タスクバーのパワーシェルを右クリックし、「管理者として実行する」を選択してください。 - route addコマンドでルーティングを追加します。
※お客様のVPN構成に応じたIPアドレスを設定してください。
(例)192.168.200.0/24のゲートウェイを192.168.0.1(NIC3のゲートウェイ)にする場合PS C:\Users\Administrator>netsh interface ip add route 192.168.200.0/24 "イーサネット 3" 192.168.0.1 (例) OK
- ルーティングが追加されたことを確認します。
PS C:\Users\Administrator>route print ~省略~ 固定ルート: ネットワーク アドレス ネットマスク ゲートウェイ アドレス メトリック 192.168.200.0 255.255.255.0 192.168.0.1 既定(例)
- コントロールパネルに戻り、【NIC1の切断・NIC4の接続】 を行います。
以上で設定は完了です。