バックアップデータの複製ディスクマウント(Ubuntu 系)
Ubuntu 系の 環境において、バックアップデータから複製したディスクをマウントする場合の手順についてご案内いたします。(ext4, 非LVM)
本手順はコントロールパネル側でディスクの割り当てが終わった後のOS側の作業です。 バックアップデータの複製はこちら をご参照ください。
OSからのマウント(Ubuntu 系)
1. ディレクトリの作成
“mkdir”コマンドにて任意の場所にマウントポイントにするディレクトリを作成します。
(例) data_backup_copyを作成する場合
$ sudo mkdir /data_backup_copy
2. デバイス名の確認
/sys/block/配下の各「vd*」ディレクトリ以下のserialファイルの内容を確認し、コントロールパネル側で割り当てたディスクのシリアルと一致しているデバイス名を確認します。
次の場合は「150528110356」の【vdc】がslot2のディスクであることが確認できます。
$ cat /sys/block/vdc/serial
150528110356
(例)コントロールパネルで確認できるディスクのシリアルは150528110356

3. パーティション情報確認
“parted -l”コマンドにて、該当のデバイスのパーティション情報を確認します。
※以下の場合vdcデバイスにパーティションが1つ(vdc1)が存在していることが確認できます。(vda*は起動ディスクです。)
$ sudo parted -l |grep -A7 vdc
Disk /dev/vdc: 107GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: gpt
Disk Flags:
Number Start End Size File system Name Flags
1 1049kB 107GB 107GB xfs ←確認
4. ディスクのマウント
“mount”コマンドでマウントします。
※対象のファイルシステムによりオプションが異なりますのでご注意ください。
(1)【ext4の場合】 “mount”コマンドに” -t ext4 “オプションを付加してマウントします。
$ sudo mount -t ext4 /dev/デバイス /マウントポイント
(例)
$ sudo -t ext4 /dev/vdc1 /data_backup_copy
(2)【xfsの場合】 “mount”コマンドに” -o nouuid “オプションを付加してマウントします。
$ sudo mount -o nouuid /dev/デバイス /マウントポイント
(例)
$ sudo mount -o nouuid /dev/vdc1 /data_backup_copy
5. マウント確認
“df”コマンドでマウントできたことを確認します。
(例)ext4の場合
$ df -hT
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
udev devtmpfs 7.9G 0 7.9G 0% /dev
~省略~