電子メール~メールの運用アドバイス
1.POPとIMAPとWebメールの違いについて
メールの受信方法には、パソコンなどの端末にメールをダウンロードするPOP(ポップ)と、メールサーバー上でメールを確認するIMAP(アイマップ)の2通りの方法があります。
また、SuiteXではWebメール「Denbun IMAP版」をご利用になれますので、 インターネットへの接続環境があれば、パソコンや携帯、スマートフォンなどにソフトウェアのインストールなどせずにメールの送信、受信ができます。
それぞれの特徴、メリット、デメリットなどをご案内しますのでご参考になさってください。
※ POP
POPでは、メールサーバーに保管されているメールをパソコンなどの端末にダウンロードして管理します。
「サーバーにメールデータを残さない設定」にしていると、受信した時点で、サーバーからメールデータは削除されます。
※ IMAP
IMAPでは、メールデータはサーバー上に保管されます。
IMAP方式を採用していますので、ローカル環境にデーターの保存が不要、というメリットがあります。
また、サーバー上から、一時的にメールデータを取り出して閲覧する仕組みで、サーバー上にフォルダを作ってメールデータを管理することもできます。
ただし、たくさんのメールが保存されていると、サーバーに負荷がかかり、毎回表示に時間がかかって しまうため、不要なメールは定期的に削除することをお勧めします。メールの保存数の目安値についてはこちらをご参照ください。
また、Webメールと併用している方にお勧めの運用方法です。
Webメールは、全てのメールをサーバーで管理しますので、インターネットがつながる場所であれば、どこからでもメールの利用が可能です。
2.メールの暗号化について
■メールの暗号化に必要なこと
メールの通信に関して暗号化を行うことが可能です。セキュリティ保持、および安定したメール送受信を行うために、暗号化を用いたメールのご利用をおすすめいたします。SuiteX メールプレミアムでは、POP over SSL、IMAP over SSLなどの暗号化通信に対応しています。
*SuiteXで対応している暗号化通信の対応プロトコルはこちらをご覧ください。
暗号化してメールの送信、受信を行うためには、暗号化に対応しているメールソフトが必要です。
その上で、メールソフトに POP over SSL や IMAP over SSLといった暗号化の設定を行います。
■具体的な設定方法
代表的なメールソフトの設定を、こちらでご案内しています。
ご参考の上、設定をお試しください。