近年、ウイルス亜種の更新スピードが早まっております。メールサーバー側のチェックはメールがサーバーに届いた段階で実施されており、パソコン側(以下エンドポイント製品)へPOPされるまでのタイムラグで定義ファイルの更新が行われた可能性があります。
また、別のケースとしてはエンドポイント製品においてはファイルのリアルタイム挙動分析を行う、「ふるまい検出機能」や「不正侵入防止機能」など、メールサーバー側には存在していない機能も、あわせて提供されております。それらの機能で検知した場合、ゲートウェイ製品では検出できず、エンドポイントで検出される場合があります。
定義ファイルの更新頻度などにおいて、メールサーバー側でのチェックの方が優れている点もあり、メールサーバー側で検出できて、エンドポイント製品側で検出できない逆のケースも、多数存在しています。