DNSアウトソーシングの設定方法は操作マニュアルをご確認ください。
各種設定方法につきましてこちらをご確認ください。
- 本サービスで編集できるレコードの種類
- ゾーンファイルは取り出せますか?
- ゾーンレコードを新規追加する
- ゾーンレコードの編集する
- ゾーンレコードを削除する
- 登録できるレコードの種類(TYPE)は何ですか?
- NAMEとは何ですか?
- NAMEにワイルドカード(*)のレコードは設定できますか?
- TTLとは何ですか?
- NSレコードの設定
- Aレコードの設定
- AAAAレコードの設定
- DNSラウンドロビンの設定はできますか?
- MXレコードの設定
- CNAMEレコードの設定
- AFSDBレコードの設定
- SRVレコードの設定
- TXTレコードの設定
- SPFレコードの設定
- PTRレコードの設定
- SOAレコードの設定
本サービスで編集できるレコードの種類
レコードの種類 | ゾーン | |
資源レコード | SOA | 共通 |
NS | 共通 | |
A | 正引き | |
AAAA | 正引き | |
MX | 正引き | |
CNAME | 正引き | |
TXT | 正引き | |
SRV | 正引き | |
SRF | 正引き | |
AFSDB | 正引き | |
PTR | 逆引き |
ゾーンファイルは取り出せますか?
DNSアウトソーシングにログインし、上部メニューの「アカウント情報」をクリックし、ページ下の「ゾーンファイル」のダウンロードボタンで現在のゾーン情報をファイルで取り出すことができます。
ゾーンファイルはテキスト形式です。
ゾーンレコードを新規追加する
DNSアウトソーシングにログインし、上部メニューの「ゾーン編集」をクリックし、ゾーンレコードの新規追加の「新規追加する」ボタンをクリックします。
追加したいレコードのTYPEをプルダウンで選択、必要情報を入力し、「追加する」ボタンをクリックします。追加したレコードは下部のゾーンレコード一覧に表示されます。
ゾーンレコードを編集する
DNSアウトソーシングにログインし、上部メニューの「ゾーン編集」をクリックし、ゾーンレコードの一覧の中から編集したいレコード左にある「表示」ボタンをクリックするとページ上部に現在の登録内容が入力欄に表示されます。必要な情報を更新して「更新する」ボタンをクリックしてください。
ゾーンレコードを削除する
DNSアウトソーシングにログインし、上部メニューの「ゾーン編集」をクリックし、ゾーンレコードの一覧の中から削除したいレコード右にある「削除」ボタンをクリックしてください。レコード削除確認のポップアップが表示され、「OK」で削除されます。
登録できるレコードの種類(TYPE)は何ですか?
DNSアウトソーシングサービスで登録できるTYPE(レコードの種類)は、
正引きが SOA、NS、A、AAAA、CNAME、MX、AFSDB、SRV、TXT、SPFです。
逆引きは SOA、NS、PTRです。
なお、SOAはTTLとRNAMEメールアドレスのみが編集可能で、デフォルトで設定されているNSはTTLのみが編集可能です。
NAMEとは何ですか?
DNSアウトソーシングサービスでサブドメインを指定する場合、
NAMEにドット(.)で区切られたラベルを指定できます。ゾーン名は自動的に付加されるので入力する必要はありません。ラベルは1文字以上63文字以内で、ご利用ドメイン名を含む全体の長さは253文字以下です。
NAMEにワイルドカード(*)のレコードは設定できますか?
DNSアウトソーシングサービスでは、ワイルドカード(*)は
A、AAAA、MX、CNAME、TXTまたはSPFレコードのNAMEに限り利用可能です。
TTLとは何ですか?
Time to liveの略。
そのゾーンについてキャッシュサーバーが保持する有効期間のことです。設定は秒数で行います。
DNSアウトソーシングサービスでTTLを指定するには、入力欄に秒数を直接入力するか、
入力欄右のボタン5m(5分)、10m(10分)、3h(3時間)、1d(1日)、1w(1週間)、10d(10日)
で指定してください。
NSレコードの設定
Name Serverの略。
ドメインのゾーン情報が登録されているDNSサーバーを指定するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスで、サブドメイン名を他のDNSサーバーへ権限委譲したい場合はNAME(ホスト名)にサブドメイン名を指定し、VALUEに参照先DNSサーバー名を入力してください。複数指定したい場合は改行して入力してください。
なお、ご契約のゾーン名のVALUEを変更することはできません。TTLのみ変更可能です。
NSレコードを設定する場合、NAMEは0-9 a-z - (ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー)が入力可。VALUEは0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット) (改行)が入力可。
Aレコードの設定
Aレコードはホスト名(NAME)とIPアドレス(IPv4)の関連付けを定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでAレコードを設定する場合、NAMEにホスト名、VALUEにIPアドレスを指定してください。1つのホスト名(NAME)に対して複数のIPアドレスを関連付けたい場合は、VALUEに複数のIPアドレスを改行して入力してください。
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEは0-255の数字4組をドットで結合したIPv4のIPアドレス 0-9 .(ドット)(改行)が入力可能です。
AAAAレコードの設定
AAAAレコードはホスト名とIPアドレス(IPv6)の関連付けを定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでAAAAレコードを設定する場合、NAMEにホスト名、VALUEにIPアドレスを指定してください。1つのホスト名(NAME)に対して複数のIPアドレスを関連付けたい場合は、VALUEに複数のIPアドレスを改行して入力してください。
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEはRFC(4291)で定義されるフォーマットで、0-9 a-f A-F :(コロン) .(ドット)(改行)が入力可能です。
DNSラウンドロビンの設定はできますか?
DNSアウトソーシングサービスでは、AレコードまたはAAAAレコードで同じホスト名(NAME)に対し、VALUEで複数のIPアドレスを設定することができます。
なお、参照されるレコードはアクセス元の仕様によるため、複数設定された中のどのレコードが参照されるかを指定することはできません。
MXレコードの設定
ホスト名とメールサーバーの関連付けを定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでMXレコードを設定する場合、
VALUEにPREFERENCE(優先度)、EXCHANGE(メールサーバー名)の順に半角スペースで区切って入力してください。複数指定したい場合は改行して入力してください。
PREFERNECE(優先度)は(0~65535)で指定します。数値が小さく指定されているものを優先度の高いメールサーバーであると識別されます。
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEに登録するメールサーバー名はAレコードが登録されている必要があり、0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット) (半角スペース) (改行)が入力可能です。
CNAMEレコードの設定
Canonical NAMEの略。ホスト名(NAME)の別名を指定するレコードです。
CNAMEは1つの別名(NAME)で複数のホスト名(VALUE)を登録することはできません。
ホスト名には、正規名(AやAAAAで設定するアドレスレコードが付加された正規ドメイン名)が指定できます。
正規名の代わりに別名を指定することもできますが、CNAMEのループや名前解決に時間がかかる可能性もあるので、この場合はもう1つCNAMEレコードを追加するようにしてください。
DNSアウトソーシングサービスでCNAMEレコードを設定する場合、
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEはドメイン名で0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット)_(アンダーバー)が入力可能です。
AFSDBレコードの設定
Andrew File System DataBaseの略。
DNSアウトソーシングサービスでAFSDBレコードを設定する場合、
VALUEはSUBTYPE、HOSTNAMEの順に半角スペース区切りで入力してください。
SUBTYPEは1(AFSのセルデータベースネームサーバ)か2(DCEセルの認証されたネームサーバ)のいずれかが指定可能です。HOSTNAMEは指定されたセルのネームサーバが動作するホスト名を入力してください。
NAMEは0-9 a-z - (ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー)が入力可能です。
VALUEは0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット) (半角スペース) (改行)が入力可能です。
SRVレコードの設定
SRVレコードはホスト名(NAME)に対するサービスのロケーションを定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでSRVレコードを設定する場合、
VALUEはPRIORITY(優先度)、WEIGHT(重み付け)、PORT(ポート番号)、TARGETの順に半角スペース区切りで入力してください。
PRIORITYは(0~65535)が指定可能です。値が小さい方を優先します。同じPRIORITYが指定されている場合は、次のWEIGHTの値が参照されます。
WEIGHTは(0~65535)が指定可能で、PRIORITYが同じ値の時にWEIGHTで負荷分散を実現します。0の場合は負荷分散を行いません。
PORTはサービスを提供するポート番号を指定します。(0~65535)が指定可能です。
TARGETはサービスを提供しているサーバのホスト名です。このホスト名はAレコードでIPアドレスが指定されている必要があります。なおCNAMEで指定されたホスト名を用いることはできません。
NAMEは0-9 a-z - (ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー)が入力可能です。
VALUEは0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット) (半角スペース) (改行)が入力可能です。
TXTレコードの設定
TeXTの略。ホスト名(NAME)に関連づけるテキスト情報(文字列)を定義するレコードです。
TXTレコードはドメインの所有権確認や、SPFやDKIMなどのメール送信元認証・確認などに利用されます。
DNSアウトソーシングサービスでTXTレコードを設定する場合、
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEは最初と最後にダブルコーテーション(")を入力し、0-9 a-z A-Z ! " # $ % & ' () * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ (半角スペース) (改行)が入力可能です。複数指定したい場合は改行して入力してください。
SPFレコードの設定
Sender Policy Frameworkの略。送信ドメイン認証のことです。受信サーバー側が送信メールのドメイン名とSPFレコードを参照し、そのメールが正当なメールサーバーから送信されたものかを認証します。
DNSアウトソーシングサービスでSPFレコードを設定する場合、
NAMEは0-9 a-z -(ハイフン) . (ドット) _(アンダーバー) *(アスタリスク)が入力可能です。
VALUEは最初と最後にダブルコーテーション(")を入力し、0-9 a-z A-Z ! " # $ % & ' () * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ (半角スペース) (改行)が入力可能です。複数指定したい場合は改行して入力してください。
現在はレコードタイプがSPFのレコードを作成することで問題があることがRFCに書かれているため、SPFレコードで送信ドメイン認証を行うことは推奨されておりません。送信ドメイン認証はTXTレコードにて作成してください。
PTRレコードの設定
PoinTeRの略。逆引きゾーンで特定のIPアドレスに対しホスト名を定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでPTRを設定する場合、
NAMEに特定のIPアドレス、VALUEにホスト名を入力してください。
NAMEは0-9 a-z .(ドット)が入力可。VALUEは0-9 a-z -(ハイフン) .(ドット)が入力可能です。
PTRレコードは逆引きゾーンでのみ設定可能です。正引きゾーンでは設定できません。
PTRレコードを利用する際は、契約者コントロールパネルのDNSアウトソーシングオプションから逆引きのゾーンを購入する必要があります。
SOAレコードの設定
Start Of Authorityの略。ゾーン全体を定義するレコードです。
DNSアウトソーシングサービスでは、TTL(有効期間)とRNAME(ゾーン管理者のメールアドレス)のみ編集可能です。これ以外の値は編集できません。