ウェブサーバーはSuiteXサーバーを利用し、メールサーバーは外部のメールサーバーを利用する、といった運用をされているお客さまにおいて、メール送信ができないことがあります。
これは、共用サーバーの仕組み上、サーバー内部でメールの送信処理が完結してしまう(同サーバー内のメールボックスに配信される)ことが起因しています。そのため、ドメインが参照している外部サーバーに送信されないという事象が発生します。
【送信できなくなる条件】
- ウェブサーバーはSuiteXサーバーを利用、
メールサーバーは外部(Google Workspace(旧G Suite)やMicrosoft 365(旧Office 365)など)のメールサーバーを利用(MXレコードを外部のメールサーバーに指定)されている - メールフォーム(Webメール、メールの転送、CGIやPHPを用いた送信など)からのメール送信先が、SuiteXに登録されている同ドメイン宛てである
- メール送信先サーバーが、お客さまと同じSuiteXサーバーに収容されている
【回避策】
現在お客さまのSuiteXサーバーへ設定している親ドメインを別のドメインへ変更することにより、サーバー内部でメールの送信処理が完結してしまう(同サーバー内のメールボックスに配信される)ことを回避し、外部サーバーへ送信できるようになりますのでお試しください。
親ドメインの変更に関してはこちらのURLをご参照ください。
※外部のメールサーバーを利用されているお客さまは、親ドメイン名を変更しても、お客さま管理のDNSサーバーには適切な情報が設定されているため、Webやメールの運用に影響が出ることはありません。
親ドメインを変更する際は、差し支えがなければ、無料で使用が可能なWebARENAサブドメインをご利用ください。